音楽を食べていくよ!

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5月は何聴いた?【今日の吸収 #39】

おはようございます。

先月聴いた音楽を振り返ろうのコーナー!!Last.fmの記録を参考に書いていきます。

<再生数TOP3アーティスト>

まずはトータル曲数ランキングTOP3。カッコ内は聴いた回数です。

1位:Meshuggah(347)

この記事を書いてからMeshuggahのことがさらに気になってしまい、いつの間にかズブズブと沼にハマってしまいました。1日に平均10曲くらいは聴いていることになります。

Meshuggahのリスニング体験の一つの楽しみは、その難解さが心地よさに変わってしまうところ。最初のうちは目まぐるしい複雑なリズムに置いて行かれるので、4/4をキープしてくれるシンバルやスネアを手綱に聴いていくことになります。そのままでも絶叫マシンに乗っている感覚で全然楽しいんですけど、フレーズをある程度把握し始めてからはらに味が染みて染みて染みまくります。言うなれば「スルメ」の極みなんですね。スルメバンド。おいし~ね

ネットでは「Meshuggahはポリリズムか否か」という話題を見かけますが、最近聴いていて『Beneath』『Soul Burn』とかは普通にポリリズム(メトリックモジュレーション)だろが!と。多分『Bleed』とかの話をしてるので的外れだと思うんですけどね。

2位:People In The Box(97)

新譜『Camera Obscura』からピープル熱が再燃。ポップで聴きやすいものの「なんか変だぞ?」と感じる編曲の妙。とことん凝っているので、聴くたびに発見があったりします。歌詞は分かりにくいですが明らかに芯があります。アルバムを通して一貫した世界観を創り上げているので、基本アルバム単位で聴いています。

ピープルは今まで角砂糖をモチーフにしたグッズを作ってきたんですが(『旧市街』の歌詞が元ネタ)、新譜ツアーに伴ってとうとうガチの角砂糖が出てきて笑いました。面白すぎる。

3位:The Beatles(66)

自分にとって洋楽の入りのアーティストでもあるので、ビートルズはたまに聴きたくなります。基本シャッフル再生で、『Abbey Road』くらいしかアルバム単位では聴かないんですが(メドレーがあるので)、最近『Magical Mystery Tour』を通して聴いてみて「強すぎる」と思いましたね。粒揃いの名曲ラッシュ。⑤~⑪はもはやベストアルバムの顔ぶれ。いや~飽きない。

ちなみに最近ハマっているのはホワイトアルバム収録『Martha My Dear』です。変拍子と転調を極上のポップの一要素としてナチュラルに聴かせるポールの作曲技術、凄すぎます。

<その他ビビっときた曲>

TOP3アーティスト以外のビビッときた曲はこんな感じ。

  • Boris『俺を捨てたところ』
  • Boris『Feedbacker』
  • Mattias IA Eklundh『Primality』
  • Snarky Puppy『Lingus』
  • OMSB『大衆』
  • Sepultura『Altered State』
  • Duke Elington『Blue Pepper』
  • Bill Evans『B Minor Waltz』

<総括>

たくさんの新しい音楽に出会えましたが、結局Meshuggahからは離れられませんでした。6月はMeshuggah離れをして、もっといろんな音楽を聴いていきたいですね。今のところはジャズ、サイケ、クラシックが気になっています。あと最近の邦ロックも。時間がいくらあっても足りません。

 

- - - - - キ リ ト リ - - - - -

 

<1日1ラ>

振り返りをした後でも「1日1ラ」は欠かせません!今日は、80s・713位・MadonnaMadonna!なんと世界の歌姫Madonnaの作品を引きました(しかもセルフタイトル)。意外と避けて通ってきた道だったりします。いざ勝負。

①テカテカのシンセと打ち込みドラム、カッティングギター、そしてスラップベース。まさにディスコ!声が若々しい。②コードと共に下降するベースラインがCOOL。ひたすら反復。③シンセベースとドラムが模範的な縦ノリのビートを作る。燃えているのはやっぱり愛。④6/8拍子。狭間にサックスが入ってくる。436進行なので耳馴染みがいい。⑤タイトな4つ打ち。なかなか楽しい。⑥ベースのリズムが癖になる。がなるところ好き。大胆なサックスソロ。⑧吐息交じりのセリフパートがセクシー。サウンドがテクノ寄りになる。歌詞のまま踊ろうよ!って感じの曲。

豪華絢爛でド派手なイメージがあったMadonnaですが、ディスコの比較的こじんまりとしたサウンドを聴いて印象がだいぶ変わりました。1983年の作品なので、サウンドはそりゃ違うでしょうけど。1stアルバムでありながら、そのフレッシュな歌声には「クイーン・オブ・ポップ」の片鱗を感じます。魅力的な声と容姿は才能としか言いようがないので、生まれながらにして既に「クイーン・オブ・ポップ」だったのかもしれませんね。

お気に入り:①④⑧

今日はここいらで、おやすみなさい。