音楽を食べていくよ!

音楽以外も食べていくよ。

カリメンGETだぜ

 

どうも、マサラタウンのサトシです。修了検定と学科試験をまとめて一日でこなし、仮運転免許、縮めてカリメンをゲットだぜしてきた。

 

無事に試験を通過した今となってはとても晴れやかな気持ちだが、やはり朝はチョー緊張していた。直近で運転したのが一週間ほど前だったので、まず腕が鈍っているのではないかと昨晩から不安で眠れず(眠れたけど)。そして天候は雨。ノット運転日和。雨の中運転するのは教習所に通い始めて以来初めてとなる。これまでに身に着けてきたブレーキ感覚とのずれが生まれるかもしれないと輪をかけてガクブル。

 

そんな全身緊張人間は、緊張送迎バスに乗った。席に着くなりまずはリラックスしようと、いつも通り音楽の力を借りることにした。みのミュージック「にほんのうた100選」で選出されていた気分が明るくなりそうなアルバム、The Boom『極東サンバ』を聴いた。恥ずかしながら彼らの曲は《島唄》《風になりたい》しか知らなかった。思ったよりもコテコテなポップじゃなくて、しかも沖縄ではなく本格的なラテンの血が流れていてビックリした。アルバムは1時間超えでも、アプローチが豊かで割と飽きなかった。ちなみに一番好きな曲は《モータープール》。

 

 

教習所に到着。まずは修了検定として、数回練習してきた所内のコースを回る。運転席にはもちろん受験生、助手席に検定員、後部座席に生徒一人を乗せて走るのだが、私が運転するのは検定を受ける5人の生徒のうち5番目、最後だった。待ち時間は校内でおべんきょす。デカいタスクを早く消してえ!とモゾモゾしながら。

 

50分ほど経ち、4番目の方(以下タケシ)に順番が回ってきた。同時に私も呼ばれ、後部座席に座ることに。座るといっても、本当に何もせず座るだけなのだが、せっかくならボーっとするよりコースを改めてインプットしておこうと思った。…でも、車が動き出してからというもの、そうはいかなかった。タケシの運転が上手すぎて、『極東サンバ』を聴いて下げたはずの心理的ハードルがググンと元通りに、それどころかさらに高く跳ねあがってしまったのだ。

 

風になりた!!!!!!!!!!

 

非の打ち所がないタケシの運転はあっという間に終わり、間もなく私の順番。後部座席にはタケシが乗っている。何の変哲もない赤の他人だけど、完璧な運転を見たからか謎のオーラを放っていたように感じた。うわー!!もうどうにでもなれと、逆に落ち着いた。車はすんなりと動いた。僅かな経験で培ってきたハンドル捌きは、それなりに良かった。最初はちょっとモタついてハンドブレーキを下げ切れなくてピピピと警報が鳴って冷や汗をかいたけど、それくらい。S字カーブとクランクがノーミスで突破出来たところで自信がついてあとはブーン。すぐ終わった。

 

学科試験はもっとすぐ終わり、Hi-Standard『MAKING THE ROAD』を聴きながらバスに揺られて帰りましたとさ。めでたしめでたし。