音楽を食べていくよ!

音楽以外も食べていくよ。

表記ゆれだ~!表記ゆれに 染まった この俺を【今日の吸収 #237】

おはようございます。9時起床。早起きに失敗。

最近記事を書くうえで放置しているキモチワルイものがあります。

表記ゆれ、お前だ。

ブログ内検索をしてもらえれば分かると思いますが、私の書いてきた記事の範囲で既に表記ゆれが起きているのです。とてもキモチワルイです。例えば「ボサノバ/ボサノヴァ」「ボコーダーヴォコーダー」「バイオリン/ヴァイオリン」などの「v・ヴ」発音が関わる単語。どうやら国名表記に至っては2019年の法律改正により「ヴ」が消滅したそうですが(ex.「ヴィエトナム→ベトナム」)、それ以外の単語にはそこまでの決まりも無いと思われます。

じゃあ、当ブログでもすべての「ヴ」を消すことにしましょう。

ヘビーメタル」。

…これでは、いけませんね。

一括で決めるとこういう例外があるのでダメですね。「ブ→ヴ」くらいの変換なら文字数も変化しないのですが、「バ→ヴァ」とか小文字が入ると無駄な情報量が足されるだけなので、今後は「ブ→ヴ」オンリーで行こうかな。

あとは「HipHop/ヒップホップ」とかの音楽ジャンル。英語かカタカナのどちらかに統一したいですね。日本語での表記が与えられていないものはカタカナにしようか。となると気になってくるのが「シューゲイザー」です。本来の英語表記では「Shoegaze」なので倣って「シューゲイズ」とすべきなんでしょうけど、国内では完全に「シューゲイザー」が主流です。多数派を取ります。

「ポストパンク/ポスト・パンク」とか、ジャンル名につく点も付けたり付けなかったりしてきたので、今後は付けようと思います。

アーティスト名については原語表記すると決めています。文字媒体の特権を使います。例えば最近流行りのMåneskin。「モーネスキン」と呼ばれることもありますが、出身地でもあるイタリアの訛りに合わせ、メディアの呼称は「マネスキン」に固定されています(なお本人たちは「一番ひどい発音」として挙げている)。ええいめんどくさい!こういうときは原語で「Måneskin」と書いてしまえばどちらともとれるので万事OKです。Oasis(オアシス/オエイシス)とかMeshuggah(メシュガー/メシューガ)とかもゆれます。個人名についても同様です。ただあまりにも疎遠な言語だと何が何だか分からなくなるので、その場合はアルファベットに近い表記を参考にします(それでも必ず一度は原語表記します)。

加えて、クラシック作曲家となるとちょっとブレます。勿論れっきとしたアーティストですが、あまりにも歴史的で偉人として扱われている人たちはもうカタカナで書いちゃってます。ベートーヴェンショパンとか。「Chopinの~」とか書いてたらなんかウザいし見にくいし。

ここに映画俳優とか入るともうごちゃごちゃです。有名どころの俳優はカタカナです。うわー!もう訳が分からん!

今のところは出来るだけ伝わりやすい表記にする、という方針で。

進捗乏しく脳内会議終了。休憩とりまーす。

 

- - - - - キ リ ト リ - - - - -

 

今日の「1日1ラ」は、00s・312位・Atka『Untitled Album 1』!なんだこの暗号みたいな曲目は。テクノ系かな?

①待ち構えていたのは轟音のバンドサウンド。非常にカオティックなグラインドコアだった。ジャケットに目を取られていたが曲の短さがそれだった。モダンなミックスで聴きやすいがボーカルはゴリゴリのデスボイスでよくわからん。電子音的なアプローチもちょっとある。

②マスコア要素もあって結構カッコいい。最近よく聴いてるThe Dillinger Escape Planにも引けを取らないアグレッシヴさ。まったく追いつけない。

③ベースがカッコいい。一切気を緩められないハイスピードな展開。意外とメロディアスだったりする。

④フィルターから入る。ミュートの刻みが心地よい。途中でスピードダウン、ようやくゆっくりヘヴィになる。でもブラストビートがすぐ帰ってくる。エフェクトを掛けているのかもしれないが、ボーカルの高低差が凄い。

⑤音の粒が細かい。中盤のタッピングからの流れが結構良い。後半からは叙情的なハーモニーをチラつかせながらも暴れ続ける。

⑥前曲の残響が強く残りアンビエント味があるインタールード。声が細切れで入る。ぶつ切り。

⑦癒しは束の間と言わんばかりの衝撃波。

⑧「結構聴きやすい!」て思ってきたところで案の定裏切ってきたが、実際後半はかなり聴きやすい。

⑨冒頭はやけに明るい。やがて従来の無秩序空間に落ち着く。でも聴きやすい部類。

⑩相変わらずの演奏に電子ノイズとゴム風船に圧されているようなギュイギュイした音が足されている。にしてもむずい。

⑪かなり聴きやすくキャッチーなリフが飛び込む。後半のブラストビートの勢いがあまりにも強すぎて笑ってしまった。

⑫ロングシャウトが輝く。短いながらも一切手を抜いていない。

⑬フレーズの切れ目が全然分からない。凄い。

⑭最短。密度は変わらない。

⑮音数の少ないキメが入る。メリハリが良い。6/8っぽいシンバルが入るのも良い。

⑯ツインリードではある。後半はとてもポップになる。逆に怖い。フィードバックノイズを伸ばして終わる。

⑰最後の最後に6分の長尺曲を持ってきた。恐ろしいボーカル、高速の刻み、ゴロゴロしたベース、正確無比なドラム。ここまで聴いてきて既に分かっているが、改めて演奏技術の高さに驚く。1:41~まっすぐ単音の刻みを持ってくるのが素晴らしい。しかも超メロディアス。3:17~のギターソロはもはや別バンド。テクニカル・メロディック・デスといっても過言ではない。人の声がごちゃまぜに流されるアウトロは意図が掴めずただ怖い。ほんとの最後に爆発があった。ジャンプスケアやめて。

総合:超激熱暴走グラインドコア/マスコア。大量放出される高密度のエネルギーをひたすら傍観していた。ただ勢い任せという訳ではなく、飽きさせないダイナミズムも兼ね備えている。情報量に溺れたいときにおすすめ。でも好きな曲訊かれたらなんて答えればいいんだ。

お気に入り:④⑤⑨⑫⑮⑰

今日はここいらで、おやすみなさい。