おはようございます。
- 💿Meshuggah - Catch Thirtythree (2005)
- 💿Chico Science & Nação Zumbi - Da lama ao caos (1994) 👀
GoogleがマルチモーダルAI「Gemini」を発表。Bardは後出しだったりハルシネーションが多かったりしてGPT-4に埋もれていましたが、ここにきて巻き返し。デモ動画はかなり可能性を感じます。すげーです。
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今日の「1日1ラ」は、90s・195位・Chico Science & Nação Zumbi『Da lama ao caos』!ブラジル系ぽい。
①民族的な熱気を感じる太鼓の革の張り。何か喋っている。まずは軽快なボンゴ、続いてベースリフ。そしてボーカルがラップスタイルで次々と言葉を紡いでいく。ディストーションギターも加わってモダンになった。ロック?レゲエ?ファンク?なんだこれ。知らないジャンル過ぎて面白い。とにかくループ主体かつダンサブルな音楽なので心地よく聴き通せる。
②ワウカッティングが効いていてファンク味が強い。トレシーロのリズムがひたすらに反復される。バシバシした低音も気持ちいい。
③地元の演奏をラフに録音した感じのイントロ。これはファンク。ギターソロもちゃんとある。
④ねっとりしたギターリフ。反復も反復だが、一時停止するキメでしっかりメリハリをつけている。
⑤また分かんないのが来た。3つほど散らばったクリーンギターが薄色のハーモニーを作っている。じわじわとした熱気が良い。
⑥メタル並みの歪みでパワーコードをかますギター。トライトーンの動きもあるのでこれはオルタナメタルと言っても良いのでは。パーカッションは民族音楽のそれなのが凄い。3:25~リフに高速の刻みが入る。笑ってしまった。音色は違うもののインダストリアルに通ずるテンション感がある。
⑧もはや別の楽器のように伸び続けるギター。そんなに似ていないがFlower Travellin' Band『SATORI』を思い出した。
⑨弦の震えが伝わってくるベースリフからスカン!と始まる爽快ファンクナンバー。謎アウトロ。
⑩そこまで目立つところはない。ダレゾーン。
⑪マーチングスネアがフェードイン。からのスラッシュメタルなギターリフ。ここからの展開が聴きたかった。インストゥルメンタルなのが残念。
⑫デデデデデ!がウキウキすぎてダサく聴こえてしまう。猿モチーフの民謡。
⑬ディレイがかかったギター、間を開けたベース、細かい刻みのパーカッション、ヒョ~ンとFX。2分ほどでボーカルが加わりサイケ感が増す。DUBというほど強いエフェクトはかかっていないが充分酔える。野生味もあってカッコいい。
総合:調べるとマンギビートというジャンルらしい。新しいダンスミュージックの世界を知った。絶妙な雰囲気が癖になる。直線的なメロディが多いのが難点だがリズムの反復を重点に置いているのでこれはこれで。
お気に入り:①⑤⑥⑬
今日はここいらで、おやすみなさい。