音楽を食べていくよ!

音楽以外も食べていくよ。

Snarky Puppyかっけ~!【今日の吸収 #18】

おはようございます。

前から気になっていた、NHKで配信されている久石譲センセの講座番組を観ました。丁寧でウィットに富んだ語り口で話の構成も分かりやすく、音楽に対する深い知識と情熱が感じられました。また、メロディー・リズム・ハーモニーの三要素だったり、自然と音楽の関係、作品との向き合い方などについて、第一線で活躍するプロならではの考え方も知ることができ非常に参考になりました!

さて、今日ビビッ👀ときたのはコレ。アメリカのミクスチャーインストゥルメンタルバンド・Snarky Puppyによる『Lingus』のライブ映像です。まずは10:02~あたりに飛ばしてその凄さを感じてもらいたい。

ベース・Micheal Leagueがバンドメンバーに指示を出し、キーボード・Cory Henry以外を一旦ブレイクさせます。Coryは止まらぬ勢いで無我夢中にソロを演奏。この異常な即興能力の高さと、それに対するバンドメンバーとオーディエンスの「お前まじイカれてるよ…ww」みたいな反応が面白いですね。ソロが終わってベースのグリッサンド→スネアが入ってバチッ!と全員が元に戻るところ、鳥肌モノです。めちゃめちゃカッコいい。

それでは次に、高音質に録音されたこちらのバージョンを最初からじっくり楽しんでほしいです。全編にわたってドラム・Larnell Lewisの手数、盛り上げ方にも注目。絶対飛ばしちゃダメ!もったいないから。

ずっしりとしたグルーヴィーなテーマから始まります。だんだんと軽快になって4:17~まで同型モチーフの繰り返し。キャッチーかつ自然なので意識して聴かないと気付かないかもしれませんが、ここまでのパートは全部5拍子です。

そして静かになり、始まるCoryのソロ、、素晴らしいです。絶妙なハーモニー、リズム感に加えて、ホイールやフィルタをいじりながらシンセサイザーに表情をつけています。エロすぎ!!。ドラムと共にだんだんと駆け上がっていきます。7:17~のとんでもなく官能的な乗せ方には、思わず隣にいるキーボーディスト・Shaun Martinと同じような反応(6:42、7:14~)をしてしまいますw。何より本人が楽しそうに演奏しているのが伝わってきて最高です。ソロ後は再度テーマを演奏して綺麗にフィニッシュ…。10分弱があっという間に過ぎました。

Snarky Puppy『We Like It Here』では『Lingus』含む8曲のライブ音源が聴けます。ポップで聴きやすいとも思うので、気軽にお洒落なセッションを楽しみたい方にもオススメです。

今日はこんなところで。おやすみなさい。