おはようございます。最近文字数が増えてきているのでちょっと気軽に書きます。
- Slipknot『Vol. 3: The Subliminal Verses』(2004)
- Cameron Graves『Seven』(2021)
- CASIOPEA『MINT JAMS』(1982)
- 梅田サイファー - 戦極MCBATTLE 第29章 両国国技館🔥
日本の次世代ヒップホップクルー・梅田サイファーのライブ映像を観ました。やっぱりラップ上手い!それぞれ個性があって別の方向性で「上手い」のですが、特にR-指定、KennyDoes、テークエムの3人は飛び抜けていると思ってます。
R-指定は言わずと知れたラップ上手すぎMC。真っ黒でロン毛の人。メロディアスで聴きやすいラップだけでなく、ドぎつい皮肉やディスが効いたブラックなラップ、それに加えてバカテク高速ラップもできます。凝りに凝ったリリックも面白いです。普通に歌も上手いので、最近はフック(サビ)で歌いがち。
KennyDoes(a.k.a.ドイケン)は個人的に一番テクニカルで上手いと思うMC。帽子と眼鏡と長白シャツの人。『トラボルタカスタム』では初っ端から拍の頭に16分休符を置き続けてラップするという凄いノリ方をしています。リリックも含めていつも予想外なので毎回驚きがあります。
テークエムは一番イカれてるMC。パリピみたいな派手な人。表現力に長けていて、喜怒哀楽織り交ぜたカラフルなラップをします。韻の踏み方が独特(語感踏みっぽい)なのも好きです。シーンをビビらせた『トラボルタカスタム』の息が続かないことで有名なバースは必聴です。
3人と言いましたが、私はあと1人思い浮かべています。最近脱退したふぁんくです。梅田の「上手い」ラッパーといったらやっぱりこの人なんです。ふぁんくはユーモア、渋さ、硬いライム、スムーズなフロウなど様々なものを兼ね備えたMCです。「梅田の黒幕」という別称もあり、他のメンバーからも「上手い」とたびたび言われていました。ライブ映像で久しぶりに『マジでハイ』『トラボルタカスタム』を聴いたものの、もちろんふぁんくのバースは無く、切なくなりました…。
そんなふぁんく、最近ソロ音源をリリース。フックがないという硬派な構成で、大量の韻が心地よくなだれ込んでくるバチバチの一曲です。ぜひチェック。
ふぁんくは梅田サイファーから離れ別の道を歩むことになりましたが、私としてはどちらも応援し続ける心持ちです。どちらも好きなので。
今日はここいらで、おやすみなさい。