おはようございます。
- 💿Stan Getz & João Gilberto - Getz / Gilberto (1964)
- 💿Steve Reich - Different Trains; Electric Counterpoint (1989)
- 💿PJ Harvey - Is This Desire? (1998) 👀
今日の「1日1ラ」は、90s・201位・PJ Harvey『Is This Desire?』!
①気だるげに歌い上げるマイナー調の曲。どこか諦念を感じるサウンドと歌詞の世界観は椎名林檎っぽいなと思った。②440Hzでない。オルタナサウンド。短い。③セクシーな囁き声で詞を紡いでいく。Velvet Undergroundのように暗く無機質なバンドサウンドがブレイクビーツで一転。主旋律も入ってきて踊れる曲に。④ベースがものすごく歪んでいる。インダストリアルでカッコいい。単調に鳴らされるシンバルに狂気を感じる。オチが怖い。⑤じわじわとあふれ出す寂しさ。サビが美しい。⑥「Angelene」「Elise」に続いて「Catherine」、人名をよく使う。まるで水の中、ひたすら曇ったローテンションなサウンド。⑦無骨なシンセベースにボーカル。遠くがこそばゆい。⑧機械的なリズム隊。ピアノもシーケンシャルなフレーズを弾いている。冷めている。キリスト教詳しくないから分からないけど、天使が恋に落ちて堕天使になっちゃった、みたいな。⑨「Joy」も名前だった模様。喜び(=joy)に対して絶望的な歌詞。入りの悲痛混じりの歌い方も良い。ザ(ジ)・インダストリアルとでも言えばいいのか、金属ガコーンガッシャンという感じが最高。⑩「川の流れのように」ならぬ「川の痛みのように」。暗い曲調・歌詞ではあるがポジティブに捉えることもできる。⑪拡声器を通したかのような歌声も椎名林檎っぽい。椎名林檎がPJ Harveyっぽいと言った方がいいんだろうけど。これもインダストリアル。⑫表題曲。カップルの話。お互いの欲望に疑問を抱いたまま終わる。
お気に入り:③⑤⑨
今日はここいらで、おやすみなさい。