おはようございます。
- 💿Gentle Giant - The Power and the Glory (1974)
- 💿Allan Holdsworth - Sand (1987)
- 💿Global Communication - 76:14 (1994) 👀
今日の「1日1ラ」は、90s・406位・Global Communication『76:14』！タイトルが収録時間より2秒長いのが気になります。曲名と長さを比較してもズレていないことからこのズレは意図的なもの？ジャケットはPink Floyd『Echoes』のオマージュっぽいですね。
①アンビエントだー。重たかったりノイジーだったりそういうタイプではなくリラックスできる。しっかりストリングスが生きている。ゆっくりうねるシンセベースも。眩しい音は細く消えていき、秒針の音と共に次の曲へシームレスに移行する。②波打ち際に行き交う飛行機。秒針の音とリズムが同期してシンセがハーモニーを奏で始める。強進行したりメロディの音価が細かかったりと思ったより動きがある。③謎の囁き声。少し不気味だが音自体は心地よい。流星群。しばらくすると結構ノリノリなドラムが鳴り始める。アンビエントというよりは落ち着いたテクノっぽくなった。④ポッ…ポッ…と『Echoes』の如く鳴り響くパルスを基軸に展開していく。⑤ビートのサブディビジョンが細かくなる、アタックの強いモチーフが増えるなど、曲調がダンサブルなものになる。⑥謎言語の会話が流れる。電話もしてる。言語が分からないと余白が広がって良いな、と思っていたら急に日本語が聞こえてきてびっくりした。⑦ディレイがかかった2本のギターが同じフレーズをミニマルに反復し続ける。パーカッションが加わることはなく終始落ち着いたテンション。⑧さっきの曲とつなげて1曲みたいな感じ。速いシーケンスにゆったりとしたパッドが乗っかる、このバランスが良い。⑨木琴のようなコロコロしたシンセのリフレイン。⑩神聖なクワイアに包まれフィナーレ。天国？
題のつけ方から曲調まで、絶対音楽の印象を受けました。アンビエント中心とはいっても、急にファンキーになったり控えめとはいえギターが登場したり…表現の幅が豊かで楽しかったです。
お気に入り：②④⑦
今日はここいらで、おやすみなさい。
