おはようございます。
- 💿Gojira - From Mars to Sirius (2005)
- 💿Duke Ellington - Duke Ellington's Far East Suite (1967)
- 💿Bill Evans - You Must Believe in Spring (1981)👀
- 💿People In The Box - Weather Report (2013)
- 💿Sonny Rollins - Saxophone Colossus (1957)
- 💿New Order - Power, Corruption & Lies (1983)👀
大味でエクストリームな音楽ばっかり聴いていると、耳がマヒして細やかなニュアンスに気づけなくなってしまいそうだと危惧している今日この頃。それを防止することも兼ねてたまにジャズを聴いているのですが、Bill Evansのアルバム、とても良かったです。1曲目の『B Minor Waltz』から美しすぎる旋律に身を委ねずにはいられません。清濁併せ持つドラマチックな音世界を堪能できます。今日みたいな雨の日にもピッタリだと思います。
- - - - - キ リ ト リ - - - - -
さて、今日の「1日1ラ」は、80s・65位・New Order『Power, Corruption & Lies』!Joy DivisionのフロントマンであったIan Curtisが自殺した後、残されたバンドメンバーによって結成されたのがNew Orderですよね。Joy Divisionは『Unknown Pleasures』の記事も書きましたしかなり好みでした(『Closer』も聴きましたよ!)。New Orderはまだ手を付けていないので、気になるところです。
①意外と音数が多くメロディアス。ハットの刻みの感じ、Stephen Morrisだ~(そりゃそうなんだけど)。『Transmission』を彷彿とさせるプレイ。ボーカルはIanに比べて音域が高く技術があるが、狂気に欠ける。普通にギターのカッティングがカッコいい。②暗く独特な雰囲気。シュールでシニカルな歌詞もJDっぽい。③しっかりシンセをフィーチャーしている。アコギもジャカジャカ入っちゃって軽快だ。ポジティブな歌詞が最後の一行でひっくり返るのでちょっと怖い。④引き算のイントロ。こういう感じもいいなと思っていたら、さっきのダンサブルなノリが戻ってきた。ドラムも打ち込みに。ミニマル加減がKraftwerkっぽい。リタルダンドでおわり。⑤あたたかいシンセの音。歌詞にはマイナスな意味で「vacuum」と出てきますが。あと、主語が「we」なのが良い。⑥クセになるタム回し。ペナペナのギターも良い味出してる。色んなリズムが重なって楽しいが、そんな曲調とは裏腹に歌詞は陰鬱な内容。⑧「ほっといてくれ」とあるように孤独を表現した曲。シンプルで変化の少ない曲調がマッチしている。
Joy Division(Ian)の精神性を受け継ぎながらも、よりシンセをフィーチャーしてダンサブルになったサウンド。ポストパンクとシンセポップの間みたいな。これがNew Orderか~なるほど。
お気に入り:①③⑥
今日はここいらで、おやすみなさい。