音楽を食べていくよ!

音楽以外も食べていくよ。

ああ、Slipknotよ【今日の吸収 #47】

おはようございます。

  • 💿Tool - Ænima (1996)
  • 💿米津玄師 - Yankee (2014)
  • 💿Animals as Leaders - Animals as Leaders (2009)
  • 💿Bríi - Sem propósito (2021)👀
  • 💿Arka'n - Zã Keli (2019)
  • 💿Slipknot - Slipknot (1999)

ニンニクとショウガをすりおろしたので手がクセイです。

さて、今日の話題はこちら。

SlipknotのCraig Jones脱退について。急な発表でビックリしました。Slipknotはおととい6月7日、Craigが脱退した旨をSNSで発表したそうです。現在その投稿は削除されましたが、代わりに後継メンバーだと思われる人物の写真をアップしています(上の投稿)。以下の記事が参考になります。

ヘルレイザーのピンヘッドを彷彿とさせるトゲトゲ頭がCraigです。担当楽器はサンプラー。無口で大人しく「実は一番ヤバいヤツ」的キャラクターとしてのインパクトは大きかったものの、音楽面の存在感は正直そこまで。DJ担当のSidと若干立ち位置が被っている上にソングライティングに携わる機会も少ないメンバー、というイメージ。

しかしCraigはボーカル・Coreyが加入する以前にSlipknotに所属していた初期メンバーのうちの1人。昔のSlipknotを知っていたメンバーが居なくなるのは残念なことです。まあ、9人もいる大所帯バンドともなるとしょうがない気もします。この前のKNOTFESTで見ることができて幸運でした。

最新アルバム『THE END, SO FAR』のクオリティも芳しくないことに加えCreigの脱退ともなると、ますます「THE END」が近づいているように感じます。

なんだかんだ"Slipknot"はPaul, Joeyが居た頃の、少なくとも『All Hope Is Gone』までの存在なのかもしれない。盛者必衰の理。

 

- - - - - キ リ ト リ - - - - -

 

今日の「1日1ラ」は、2020s・621位・Bríi『Sem propósito』!2トラックで1時間弱という構成が既にヤバい。

アンビエントテクノ。暗闇の中でベースが鳴り響く。光が射してくる。4つ打ちのキックが入ってくる。しばらくするとブリッジミュートのギターがズンズズンとフェードイン!キター!ドラムは2つあり、左からはブラストビート、右からは普通のビートが聴こえる。斬新すぎ。ボーカルは何言ってるのか分からなくて安心。シンプルなフレーズに加えコードも変わるので聴きやすいと思う。激しい演奏だがアンビエントの体裁は保った音像になっている。いったんブレイクが入ってクリーンなパートに。またしばらくして激しめのパートに戻る。ビブラート(エフェクト)がかかったボーカルが綺麗。静かになる。フィードバックでポワ~となってからジャーン!……ジャーン!……とユニゾンの連続。そして暴れる。落ち着く。ブルージーなギターソロ。だんだんと飽和していき最後に蒸発する。木枯らし。②ベースラインが鳴りだし、シームレスに始まった。ピコピコ。荒廃したラボのBGM。ドラムが結構良い。さっきのメタル要素は鳴りを潜め、穏やかでサイケな展開を見せる。と思ったらやっぱりデスメタルになってしまった。でもしばらくしたら落ち着いた。休憩タイムののち、最後までドラムが暴れ続けて終わる。

お気に入り:①

今日はここいらで、おやすみなさい。