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SLIPKNOT、また一人「脱退」?【今日の吸収 #192】

おはようございます。

ああ…。6月にClaigが脱退して、今度はJayが。マスクも新しくなったばかりなのに。

Joeyの後継として自然とSlipknotに溶け込んでいたJay、KNOTFESTで観たときもワイルドなドラミングがバシバシ内臓に響いてきて最高でしたよ。

"ジェイ・ワインバーグの過去10年にわたる献身と情熱に感謝します。ジョーイ・ジョーディソンの独自のサウンド、スタイル、エネルギーに取って代われるドラマーは存在しませんが、ジェイはジョーイのパートに敬意を表しながら、3枚のアルバムに貢献してくれました。我々バンドとファンはそのことに感謝しています。しかし、これまでと同様、SLIPKNOTは進化することをやめません。バンドはクリエイティヴな決断をし、ジェイと別れることにしました。我々はジェイの幸せを祈ると共に、バンドの今後にエキサイトしています"

(上記事より引用)

Jayの脱退に関するコメントなのに「Joeyは誰にも超えられない」みたいなことが書いてあって胸糞悪いですね。素直に褒めてくれよ…。あと、脱退発表の投稿をすぐ削除するムーブは何?Claigの時もそうでした。こういうの本当に嫌いです。不透明感。

今までの脱退/解雇騒動を考えると、これが「クリエイティヴな決断」なのか甚だ疑問に思いますね。今後の動向が気になります。いや、もはや気になりません。

 

- - - - - キ リ ト リ - - - - -

 

今日の「1日1ラ」00s・112位・Animal Collective『Merriweather Post Pavilion』!錯覚ジャケということはサイケでしょうか(安直)。

①時空を飛び越えるワープホールみたいなSFチックな音。溶けるぷにぷにのアコギをバックに男性ボーカルが入る。ドラムはまだ居ない。無重力。鳥のさえずりや雨音?が聴こえ、ふわっと盛り上がる。無重力な感触はそのまま、さらに浮かんでいくような開放感。4つ打ちキックと3連フィーリングで遠くに飛んでいく。②アルペジエーター。空にシンセの層を作り伸びやかに歌い始める。4拍子を指し示すハイハット。シンセは3拍。ボーカルが重なり音の輪郭同士が混ざり合う。分かりやすいパーカッションが少ない。後半は手拍子が加わりダンサブル?になる。③四方八方から無秩序に鳴る音の洪水。唯一の手綱はボーカルとベースだが、それらも独立しているわけではないためピントが合いづらい。④シャッフルリズムで跳ねる粒の粗いシンセ。『Getting Better』みたいなメロディ。このブログで『Getting Better』話題に出てきすぎ。それはさて置き。はじめは新鮮で面白かったサウンドがストレスになってきた。スプリングリバーブは良いけど、やりすぎな気もする。⑤だんだん早くころがるシンセ。高音が耳に痛い。そんなシンセはしばらくしてドローンと化し、幻想的なピアノやアコギが一帯を包むようになる。後半のアンビエントパートだけで一曲欲しい。アンビエントのままシームレスに移行。ビットクラッシュされた主旋律、ふよふよしたパッド。美しいメロディとハーモニーが埋もれ気味なのが勿体ない。⑦急に音数が減り聴きやすくなる(ボーカルのハモリは騒がしいが)。ちゃんとドラムも入っている。同じ単語を連呼し民族的なリズムを反復する間奏は趣があり面白い。不器用な感じのピアノも味がある。⑧前半のカオスさはほぼ消えた模様。広がりのあるドラムサウンドが心地よい。⑨ビョイーンとムックリみたいな音。9拍子。3連フィーリングではない。牧歌的なメロディ。平和で穏やかだがやはり騒がしい。中盤からは陶酔感があり好みの展開。⑩落ち着いたスローテンポのアンビエントサウンドを背景に優しいボーカル。コーラスがゆっくりとフォールしていくのも良い。⑪急にどうした!?シンプルで明瞭なサウンド、中毒性のある軽やかなリズム。メロディも良い。テクノともいえるrepetitiveな曲構成が功を奏している。

総合:情報量過多サイケ。特に前半は足し算しまくりなので疲れる。メロディが良くても音が多すぎて視界を遮られまくる。こういった音楽体験はあまりないので結構面白いと思う。後半は落ち着いておりリラックスして聴ける。

お気に入り:②⑤⑦⑪

今日はここいらで、おやすみなさい。