おはようございます。
- 💿Ulver『Perdition City』(2000)👀
- 💿Periphery『Periphery』(2010)
- 💿Meshuggah『Nothing』(2002)
- 💿Dos Monos『Dos Siki』(2020)
書けなかったので今書きますが、昨日YouTubeでやっていた街裏ぴんくの漫談ライブが超面白かったです(アーカイブはありません)。先日の脳盗王から興味を持ち、昨日から観始めたのでもちろんリアタイも始めてです。Twitterで #漫生 と検索すると沢山感想がみられます。
彼の漫談は嘘ベースで作られているのですが、リアリティある語り口のせいで絶対にありえないはずの情景が浮かんできて、意味が分からないのに爆笑してしまいます。漫談は3つあったんですが、そのうち最初にやった「あやや」が特にお気に入りでした(もちろん全部面白かった)。
最近行った松浦亜弥(あやや)のライブの感想を話していくんですが、「会場の目の前に着いたら、黒人のSPが垂れ紐をひっぱって会場のエンジンをかけていた」とか、「あややの等身大パネルの舌だけが立体的になっていた」とか、とにかく発想が狂っています。ライブの内容もかなりイカれていて、
「ズィ、ズィ、ズィ、ズィ、…」という声が聴こえてきて、その「ズィ」が『桃色片想い』の「マズィマズィ(マジマジ)」の「ズィ」だと分かったんですよ!そこだけ切り取ってビートを作ってたんですよ!
みたいなことを言っていて、凄すぎました。笑いすぎてお腹痛かったです。夢みたいな話だったので全部は思い出せませんが、とにかく凄い。見た目で食わず嫌いしてしまって本当にごめんなさい。
野性爆弾や天竺鼠、ななまがり、ランジャタイなどのクレイジーな系譜が好きな自分にとってツボすぎます。これから毎日YouTubeを漁って漫談観ようと思います。機会があればもちろん生も。
- - - - - キ リ ト リ - - - - -
今日の「1日1ラ」は00年代から選出することにしました。316位・Ulver『Perdition City』です!なにも分かりません。
①荘厳なコーラスと重厚でメカニカルなサウンド、ペロッ、これは…インダストリアル!と思っていたら、いきなり静かなサックスとピアノだけになりました。ボーカルらしき声は右からボソボソ聴こえてくるし、何コレ!?謎。VIm⇒IVmというつかみどころのない暗いコード進行に唸るサックス。最後は「ワン、ツー」からまたコーラスが入って終。これから始まる物語のドラマチックな序章って感じ。
(クソ強い雨が降りだしてきたので一旦ストップ)
②ピアノのループに乾いたドラム。ポルタメントの効いたシンセがビヨビヨ~と左右の耳を移動。そしてブレイクがあり、ピアノとボーカルが入る。さっきより歌っているし、ちゃんと中央から聴こえてきて安心。それにしても浮遊感のあるコード進行。
③「チェチェチェチェ」と喋る小刻みなシンセから始まる。千切れて電気がパチバチいってるケーブルみたいな。またマイナー調なのでとことん暗くなっていく。可愛げがあるピアノはアップライトなのかな?ドラムが硬くて良い。ループもの(?)で主旋律を務める楽器もないためあまり面白みはない。
④よく聞くタイトル。やっぱりドラムが良い。盛り上がるかな?と思っていたらそのまま終わった。
⑤ゲーム音みたいなピコピコが散らばる。ピアノのコードが入ってきて、結構焦らした後ブワーと爆発。圧がすごい。歪みに歪んで叫び声にも似たノイズ。
⑥怖い!ホーンデッドマンション?Phasmophobiaというゲームを思い出した。
⑦シームレスに始まる。伝家の宝刀「ベースでトライトーンをダブルストップ」。そしてここにきてシャッフルリズム!またジャズに戻った。ボーカルは歌詞もさながら地獄の案内人。
⑧かっこいいストリングスのループに軽くついたドラム。なんだかHiphop的。
⑨最後にキャッチーな曲を持ってくるとは!ボコーダーのハモリも相まって宇宙を感じる。とてもメロディアスで美しい曲。
全体を通して聴くととても壮大で、アルバムとしての流れを感じました。⑧の歌詞にもあるように、自分の輪郭が溶け、ノイズと一体化するような感覚を得ることもできるくらい心地よいサウンドでした。今回は明るい時間帯で椅子に座りながら聴いたので、次は寝ながら聴いてみたいです。
お気に入り:①②⑦⑧
Ulverについて調べてみたところ、彼らは今作以前にブラックメタルをやっていたそうです。え~~!!!気になる
明日は友人とワイスピ最新作を観に行きます。今日はここいらで、おやすみなさい。