おはようございます。
- 💿James Brown - Revolution of the Mind (1971)
- 💿Einstürzende Neubauten - Silence Is Sexy (2000)
- 💿Chloe x Halle - Ungodly Hour (2020)
今日の「1日1ラ」は、2020s・878位・Chloe x Halle『Ungodly Hour』!
①フーフーしているコーラス。イントロ。
②粘り気のあるトラップビート。色気のある女性ボーカルは極上。
③ベースラインと指パッチン。トレシーロのリズムをミニマルに反復して心地よいうねりを作る。上品なディスコ。
④ふたたびトラップ風のリズムセクション。下半身を伝うようにグライドする滑らかなベースがセクシー。
⑤ピコピコ少なめのエレクトロポップみたいな。ゆったりとした流れにしっかりメリハリがついている。ドスンと揺れるパンチの効いたキック?が良い。
⑥表題曲。エレピの甘美なバッキング、図太い4つ打ちキックが身体に響く。クオンタイズが効いたありきたりな4つ打ちとは違いグルーヴがある。アナログノイズがちらつくムーディな空気の中「love me」と連呼。やっぱり雰囲気が素敵。
⑦パワフルなアナログベース。リズミカルで歯切れの良いメインボーカルとねっとりしたコーラス、隙間無く声で埋め尽くされたサビの満足感。
⑧ポップな436進行。男性ボーカルがフィーチャリングされているが今までの女性ボーカルにあったような色気が無く好きではない。
⑨息交じりのボーカルがしなやかに重なり美しいハーモニーを作る。ピアノは添えるだけ。間奏かい!もっと続いてほしかったけど…。
⑩落ち着いた熱を孕むダンスフロア。音数少なめで攻める。メインは何といっても歌声。1拍目を空けた統一感のあるフレージングが地続きにグルーヴを生み出していることが分かる。
⑪ゴスペルみたいな歌い出し。トップノートのクリシェは予測を裏切らずとも気持ちいい。エレキベース(バース)とシンセベース(コーラス)の使い分けが効果的で面白い。
⑫アコギとストリングスが物悲しいメロディを際立たせる。2バース目は同主調転調で明るくなる。メロディの終わりにさりげなく使われるシ♭の音が明るさを底上げしていて素晴らしい。ボーカルの繊細な節回しは言うまでも無く美しい。
⑬音質の粗いピアノをフィーチャーした比較的「普通」なトラップビート。コード進行にあるIIIが結構デカい。おかげでソ♯を強調したメロディが歌われる。かなり独特だが奇妙な明るさがあって面白い。
総合:色気漂うダンスポップ。トラップ要素多め。キャッチーでポップ、でも甘すぎずにビター。⑧以外とても良い。
お気に入り:④⑥⑪⑫
今日はここいらで、おやすみなさい。