おはようございます。
- 💿Alice in Chains - Facelift (1990)
- 💿Nirvana - In Utero (1993)
- 💿Al Di Meola - Land of the Midnight Sun (1976)
- 💿Meshuggah - Chaosphere (1998)
- 💿Pretenders - Pretenders (1980) 👀
Meshuggahの3rd『Chaosphere』リマスターがサブスク配信されていました!!国内盤は出ないのかと思っていましたが、どうやら来年1月にリリースされる模様。ありがたい。で、リマスターの感想ですが…ギターの高音域にあったジャリジャリした耳障りなピークが抑えられてキュッとまとまった印象。低音域もブーストされヘヴィさも増しています。『ObZen』と同じ方向性のリマスターですね。「Corridor Of Chameleons」が分かりやすいかな?
👇オリジナル👇
👇ほーーんのちょっと暗い緑のリマスター👇
正直そんなに変わりません!w(でも聴きやすくはなっている)
でもでも!Meshuggahはどの作品も隙が無いので!まだ聴いていないという方はこの機会に聴いてほしいです!3rdである今作は、スラッシュメタル時代の余熱を感じ取れるアグレッシブさと現在のスタイルにも通ずるミニマリズムを兼ね備えています。初期と中期?を橋渡しする重要な一枚です。
激烈キラーチューン「New Millenium Cyanide Christ」、ラップスタイルのJensを聴くことが出来る「Neurotica」、怪しく飛び跳ねるTomas(Dr.)のスポークンボーカルとザクザク刻むリフが快感を生み続ける「The Exquisite Machinery Of Torture」など目白押し。「Sane」以外は全部4/4(もしくは12/8)なのもミソ。
最近知ったのですが、実験的などと評されている「Elastic」のノイズパートは単なる嫌がらせ目的らしいですよ。*1
- - - - - キ リ ト リ - - - - -
今日の「1日1ラ」は、80s・491位・Pretenders『Pretenders』!セルフタイトル。デビューアルバムのようです。ジャケ写も決まってます。
①まず耳に入るのはスティックの4カウント。前ノリなビート、一本調子のパワーコードでパンキッシュな印象。真正面にデッドな輪郭を有して現れたのはミステリアスな女性ボーカル。半スポークンといった歌唱スタイルは熱気あるバンドサウンドから少し距離をとっているようで面白い。聴きやすいポストパンク。
②7拍子リフ。中盤では不規則に拍子が変わる。曲の終わり方も面白い。
③ダブルトレシーロのリズムから明るく開けたメジャーコードへ。ボーカルもルンルンな雰囲気で歌っているが、若干曇っている。「I said baby oh sweetheart」の声色の移り変わりに技巧を感じる。
④7+8=15拍子でつんのめりながら疾走。マラカスがさらに焦燥感を演出する。
⑤図太いベースリフと身軽なタム回しが心地よくハマったイントロ。どうやらインストの模様。
⑥ギターのクランチトーンがとても爽やか!基本7拍子だが自然。言葉尻を短く切る歌いまわしもリズミカル。1:43~ベースだけ、そしてギターソロの入りもめちゃめちゃ良い。かなりお気に入り。
⑦ボーカルにリバーブが掛かっている。毛色を変えフォーキーな音が広がる。今までよりも分かりやすくポップでメロディ重視なところも新鮮。「gotta stop sobbing…」と諭すように繰り返す優しい曲?なのか。
⑧乾いたギターの低音イントロ。とにかくギターの音が好み。
⑨裏打ちのギター、繰り返されるベースライン、ドラムの感じなど、コテコテではないがレゲエな曲。派手な装飾は取り除いたシンプルな演奏でちゃんと酔わせにきている。
⑩4つ打ちと小気味いいギター/ベースを土台に伸び伸びと歌う。
⑪丁寧なハーモニーと切なげな歌声が美しい。落ち着いた曲調で初めは音数も少ないがだんだん上品に盛り上がっていく。
⑫頭打ちドラム、それに同期するキャッチーなベースリフ!雷ズドン!もうカッコいい。ダウンビートを強調したビートがずっと続くがカッコいいので文句なし。
総合:ポップなポストパンク?攻めた曲からしんみり聴かせる曲まで幅広い。レゲエまであるし。柔軟なボーカルスタイルは言わずもがなカッコいいが、その上(特に攻めた曲においては)無駄なく動く楽器群の魅力を際立たせている。
お気に入り:①⑥⑫
今日はここいらで、おやすみなさい。