おはようございます。
- 💿Mastodon - Remission (2002)
- 💿Cynic - Focus (1993)
- 💿冥丁- 古風 III (2023)
- 💿Rivers of Nihil - Where Owls Know My Name (2018)
- 💿Rush - Permanent Waves (1980) 👀
スラッシュ化し復活したMr.Bungleの来日が決定。Dave Lombardoもいるし行きて~!検討を加速していこうと思います。
Mr. Bungle FINALLY visits Japan!!! We are beyond thrilled for these special shows!
— MrBungle (@MrBungle) 2023年12月1日
Feb 28 2024 - Toyosu Pit - Tokyo, Japan
Feb 29 2024 - Namba Hatch - Osaka, Japan
Tickets on sale Dec 23rd: https://t.co/ps8h0yNPZ2 pic.twitter.com/pwut14uvf9
では、先月聴いた音楽を振り返ろうのコーナー。いつも通りLast.fmの記録を参考に書いていきます。
<再生数TOP3アーティスト>
トータル曲数ランキングTOP3。カッコ内は聴いた回数です。
1位:James Brown(153)
『黒人音楽史』で興味を持ったファンク。以前からRHCP、Stevie Wonder、じゃがたらなど周辺はいろいろ聴いてきましたが、やっと根っこに辿り着きました。直近までハマっていたMeshuggahは割と頭を使って聴いていた(というか分析していた)ので、感覚だけを頼りにグルーヴに乗っかっていく純粋な音楽の楽しみ方、のようなものを思い出しながらとても楽しく聴けました。特にライブアルバムのクオリティは凄まじく、中でも『Love Power Peace』は素晴らしかったです。オールタイムフェイバリット入りかも。
2位:Meshuggah(60)
いつメン。何周も回っています。Bloodstockのライブ映像で再燃しました。半年以上聴き続けても飽きないどころか発見も多く、本当に恐ろしいです。事細かな解説はまだまだ時間がかかりそうなので、とりあえず好きな曲ランキングでも書いてみたいなと思います。今一番好きなアーティストでもあるので、筆(というかキーボード)も進むと思いますし。
3位:The Beatles(44)
『Now And Then』と赤盤青盤デミックスを聴きました。友人に「Beatlesの新曲どうだった?」とかいう冷静に考えると信じ難いメッセージを送ることができたのも嬉しかったです。
<その他ビビっときた曲>
- James Brown『Talkin' Loud And Sayin' Nothing』
- James Brown『Soul Pride』
- Poltergeist『There Are Worse Thing Below』
- Funkadelic『Wars Of Armageddon』
- Rakim『Uplift』
- Animal Collective『Brother Sport』
- Мегамозг『Не вспоминай』
- THA BLUE HERB『時代は変わる Pt.1』
- スピッツ『さわって・変わって』
- Frank Zappa『G-spot Tornedo』
- Jeff Rosenstock『p i c k i t u p』
- Al Di Meola『Suite: Golden Dawn』
- Pretenders『The Wait』
- Chloe x Halle『Ungodly Hour』
- Rush『Leave That Thing Alone』
- Thunder and Roses『Dear Dream Maker』
- King Gnu『IKAROS』
<総括>
ファンクの理解が深まったことが大きな収穫です。この調子でJB、Pファンクのディスコグラフィをさらに聴き倒し、現代のファンクにも挑戦していきたいですね。Meshuggahの影響周辺であるMetal Church、Earth, Wind & Fire、Rush、Alice in Chainsなども聴きました。着々と守備範囲を広げています。
<1日1ラ>
今日の「1日1ラ」は、10s・101位・Rush『Permanent Waves』!Rushキター。
①ひとり動き回る飛び道具的なギターラインに独特なキメが重なり、食ったリズムでハードロックなフレーズが入る。その後は結構爽やかでポップだ。高らかに明るい歌声。1:23~バース終わりのミュートギター?木琴?面白い。2:51~Rushお得意の変拍子。3:48~なんとレゲエ。最後まで面白い。
②1バース目では6+7=13拍子を基準に変則的なリズムを刻む。2バース目で落ち着きコーラスでは切れどころが分かりやすい8+7=15拍子。ミドルテンポではあるもののレーシングゲームで流れてそうな疾走感、というか風が吹いている感じがある。2:48~5拍子。ギターとベースで綺麗にハモってユニゾン下降、そして6/8拍子へ移行。キレキレのドラムに気持ちいいベース、さらにはアグレッシブなギターソロまで。カッコいい。
③5+6=11拍子。コツコツと刻むベースのミュートサウンドとマーチングスネアが静かに盛り上げていく。ギターもミュートで加わるがしばらく音程は動かず溜めている。オルガンっぽいシンセとボーカルも同じく溜めの姿勢。その後解放された楽器たちはドラマチックに歌い出す。2:24~メタルっぽい5拍子フレーズ。3:40~バンドサウンドは一斉にフェードアウト。スペーシーにうねるリードシンセだけが残り如何にもプログレ的な展開をみせる。ボーカルがちょっと歌い、シーケンシャルなギターが闇の中からぬーっと立ち現れる。6:36~捉えどころがなさすぎるキメが面白い。ところで、同名の映画をMeshuggahのMårtenがフェイバリットに挙げていたのだが何か関係あるのだろうか?
④リディアンの旋律。シンセリードは続投。休符が効いたフレーズが光る。ベースラインが絶妙(特にA7onG)で譜割りも独特。
⑤コーラスエフェクトがかかったアコギ。バラード枠。清涼感ある9thが短調を貫く。しばらくして控えめにオールイン。そこまで盛り上がらずしとやかに終わる。
⑥ラストに長尺曲。冒頭からせせらぎ+さえずりの黄金コンボ。またもやアコギでしっとりと始まるがアルペジオではなくストローク。333322(ダブルトレシーロ)でアルペジオが入りここから本番。2:18~フィルタを掛けゴリ押しで曲調を変化。緊迫した7拍子の後に4拍子で解決。333322のモチーフが提示されさらに展開。Toolの『7empest』もこんな感じだったな。5:07~陽気でポップな2ビート→シャッフルビートを繰り返す。わざとらしい明るさ。しかし最後は天気が悪くなって終了。え~。後味悪い。
総合:変拍子プログレロック。④⑤以外とてもバランスが良く自然に聴けた。攻めた中に時折現れる露骨なポップさが気になる。これはあえての選択なのだろうか?やはり一筋縄ではいかない音楽性だと思う。あと、ところどころ「これがToolの元ネタか~」と思ったりした。
お気に入り:②③
今日はここいらで、おやすみなさい。