音楽を食べていくよ!

音楽以外も食べていくよ。

ぐっすりタピオカおじいさん

 

ドラマ版『GTOを観終えた。反町隆史松嶋菜々子の関係はそういうことだったのかと謎が解けた。小栗旬に似てる子供がいると思ったら小栗旬だった。ベタな学園モノが初めてだったこととその時代感も相まって基本的には楽しく観れたが、ストーリーには疑問が残った。悪教師たちとサイコパス藤堂真一がコロッと寝返ったところで首を傾げた。演出面も、噛みテイクを採用している意図がよく分からなかった(特に後半)。

 

それでなぜ今『GTO』なのか。なんとなくです。とは思い込んでいたけど、おそらく、少し前に誘われた高校の軽音卒業ライブで観た、主題歌《POISON》を演奏する後輩の姿に触発されたんだろう。私の脳内神経ネットワークはそう言っている。なお反町隆史をよく知らない私でも《POISON》は昔から知っていた。鬼塚のキャラクターを投影したかのような泥臭くてカッコいいイントロのギターリフが印象的で、メロディも声質と相まってやけに耳に残る。よくよく考えると「POISON」という単語のチョイスは厨二病的でダサいが、同時に欠かせない魅力でもあるんだろう。

 

こうやって取るに足らないことを書いていたら、長谷川白紙は新曲《ボーイズ・テクスチャー》を公開していた。これまでは嫉妬が感動を上書きしていたが、今回は感動が嫉妬を押しのけてきた。新アルバムも7月に出すらしい。はやくあきらめたい。