音楽を食べていくよ!

音楽以外も食べていくよ。

ありすぎてない!【今日の吸収 #166】

おはようございます。

  • 💿XTC - Skylarking (1986)
  • 💿Björk - Debut (1993)

昨日に引き続き『無色透名祭』に向けての楽曲制作。しかし全然良いアイデアが思い浮かばない!このままではパッチワークのような曲になってしまう。インプットが多すぎてパンクしている感じもあり(部屋が汚くてどこに何が置いてあるか分からないみたいな)、脳みその整理整頓、または音楽に関係ないことしないとな~と思っています。

今日の「1日1ラ」は、90s・170位・Björk『Debut』Björkはたぶん初聴。なんか難しそう、という偏見を勝手に持ってます。

ティンパニ?が映えるアナログなサンプルの短いループと歌のみで構成されたドシンプルなダンサブルなナンバー。ジャケットのセピアトーンにピッタリ。表情豊かな歌声は可愛らしく美しい。情熱的でもある。②メリハリのついた4つ打ちキック、シンコペーションしたピアノ。エレクトロ度が増し音像も明瞭に。ファンキーで良い。③何の音なのか分からないが、東洋の響きがする。ぺちっとタブラが入る。丸くぼやけたベースラインが跳ねて曲を押していく。当たり前だが歌が上手い。④急にライブ録音。オーディエンスの会話からステージにピントを合わせていく。またもや4つ打ちのシンプルなハウス。いきなりバタン!とロッカーが閉まりオケが一瞬遠ざかる謎演出があり、えっどういうこと?となった。⑤ハープの美しい音色とボーカルのみの純粋なバラード。街中の環境音がずっと鳴っている。ひたすらハスキーボイスの魅力を堪能できる。後半の盛り上がりすぎないストリングスも上品で良い。⑥いかにもテクノらしいダンスナンバー。がなるスキャットがカッコいい。⑦赤ちゃんがなんかしゃべってる。808っぽいドラム+ベースサウンド、そよぐウィンドチャイム。そしてまたまた4つ打ち。アシッドなシンセがうろついたり、ダンサブルなテクノを装いつつもアンビエントな雰囲気になっている。⑧せせらぎ+さえずりの黄金タッグ。ブラスの一風変わったイントロ。これまでにあった電子要素は消え去り、有機的な音だけが広大な世界を取り囲む。そんな中リディアンの民族的な旋律を力強く歌い上げる。⑨ジャズっぽいサウンドだがエレクトロは若干復活。ウッドベースに似たシンセベース。アイラブユーが出てくる直球ラブソング。⑩ゴリゴリのハウス/テクノ。反復で生まれる陶酔感。⑪濁り気味で無表情なサックス2本とボーカルの掛け合い。それ以外は何もない。現代的でシュールな美しさを感じる。

総合:聴きやすいテクノから写実的なアンビエントまで、幅広い音楽性を感じる。圧倒的なBjörkの歌声が個性的な曲たちを一つにまとめている。キャッチーと尖りの間を模索しているような構成で、どちらかと言えばキャッチー。思ってたより全然聴きやすかった。

お気に入り:①③⑤⑧

今日はここいらで、おやすみなさい。