音楽を食べていくよ!

音楽以外も食べていくよ。

指を生臭くしてくれる楽器こと、ギター【今日の吸収 #167】

おはようございます。

ちゃんとした曲を作るとなると、チューニングも丁寧にやらざるを得ない。DTMの打ち込み音源は綺麗にチューニングされたものしかないので、その中に生楽器であるギターを入れると弦がズレて生まれる±1セントもキモチワルくなってしまいます。リラックスしていないとズレちゃう。あとはピッキングのニュアンス!真面目に音に向き合ってこなかった軽音部時代は「そんなの大して変わらんだろ!」って思いながら『Master of Puppets』をモタついたダウンピッキングで練習してましたが、全然違います。なんでも、ちょっと角度が変わると薄くか細い音になったり。これを防ぐために、最近は「弾(はじ)く」のではなく「弦全体を撫でる」イメージで弾いています。それでもまだシンプルに下手なので録音に手間取りますけどね。今日も暑かった。

 

- - - - - キ リ ト リ - - - - -

 

今日の「1日1ラ」は、10s・562位・凛として時雨『Still a Sigure Virgin?』凛として時雨は『Telecastic fake show』『DISCO FLIGHT』くらいしかちゃんと聴いたことないので初聴です。

①ボーカルが近い!ギャリギャリで太くステレオ感もあるベース。かなり支配的。独特なミックス。テレキャスの音良い。ウィスパーボイスで溜めてサビでハイトーンシャウト。POLYSICSのハヤシくらい癖の強い歌声で少し苦手。ハードコアだが低音が強くヘヴィ。②コンプが掛かったパキパキのギターサウンド(モノラルなのが気になる)。ベース、ドラムも躍動しスリーピースとは思えない鬼気迫る演奏。かなりうるさくて良い。③ピアノとボイパ?みたいな音が鳴っている。圧を感じる。グリッチの如く演奏が切り貼りされ段々カオスになっていく。うおお。追いつけない目まぐるしさが気持ちいい。ドラムの音がエゲツナイ。全体的にコンプ感とサチュレート感がものすごい。ダイナミクスは辛うじて残っているがやりすぎな気もする。④残響系にカテゴライズされるのも納得なアルペジオの美しさ。シューゲイザーでもある。「溜める→爆発→タッピングソロ→トレシーロの刻み」の流れ最高。⑤開始一秒で既に情報量が多い。マスロックのやかましさ。一応ツインボーカルらしいが、男性パートの方が声が高かったりするのでよくわからなくなった。⑥アコギをキレ良くパワフルにかき鳴らす。ドラムがお休みの弾き語りスタイル。透き通るハーモニクスでエレキが入り、ベースも高音から静かに滑り込んでくる。切ない歌詞が際立ち、今までの曲とは違った聴かせ方をしてくる。⑦ギャンギャンに戻った。ベースも暴れまくり。ずっとバスドラの音が気になってしゃーない。詰め込みすぎて逆に無を感じる。全周波数帯に余白が無いので非常に疲れる。⑧カッティングの切れ味が凄すぎる。お腹いっぱいになってきた。最後のスネアパーン!が良い。⑨ディレイで複雑に絡まり合うアルペジオ。「水の中」という歌詞にもマッチしている水泡のようなギターサウンド。ドラムはリムショット→裏打ち。4563進行も合わさりキャッチーでダンサブルになっている。

総合:ハイトーン+コンプ+サチュレートマシマシの爆音ハードコア。加工しすぎ感は否めない。余白の少ない詰め込んだ構成になっていることもあり音圧が凄い。基本的に超アグレッシブがゆえに静かなパート/曲が映える。

お気に入り:③⑥⑨

今日はここいらで、おやすみなさい。