おはようございます。
- 💿スピッツ - 惑星のかけら (1992)
- 💿スピッツ - Crispy! (1993)
- 💿Charles Mingus - The Clown (1957)
- 💿Morphine - Good (1992) 👀
『スピッツ論』、ゆっくりと読み進めてます。思ったより結構ガチガチの評論でしたがかなり面白いです。あと、そろそろ単発記事を出したい。一発目はBeatlesでいきます。
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今日の「1日1ラ」は、90s・610位・Morphine『Good』!
①テンション低めのベースリフ。粒立ったドラムと反響強めのサックス。ダンディーでねっとりとしたボーカルもgood。2番ではボーカルにディレイが加わりサイケ感を増す。②ベースに弱いビブラートが掛かっている。軽やかなドラム捌きがグルーヴを形作る。さっきも思ったがやはりブラスの処理が独特。不完全燃焼感。③ラテン味のあるリズム。しかし依然としてローテンション。ボーカルとブラスによる古典的なブルースのような掛け合いが特徴的。④バリトンサックスの低音が気だるげに響く。ドラムにキレがあり全体をまとめている。歌詞とサウンドの⑤テンポが速い。夜の砂漠を走るバイク。結構ノリノリだ。ブラスも活き活きとしている。ただボーカルはLo-Fiに加工されていてちょっとヘン。⑥ただでさえ暗いのに照明をさらに一段階落とした。ムーディなブルースジャズ。⑦歌モノブルース。ボーカルのLo-Fi加工が取れ、艶のある質感が戻ってきた。⑧短いサックスソロ。⑩さっき聴いたような歌モノブルースだが、マーチング風のスネアが一曲通して鳴り続けている。⑪落ち着いたアップテンポ。サックスが結構暴れている。⑫インスト。モジュラーシンセの如く電子的なサックスが左右をうろつく。⑬ダウナーな6/8拍子。囁くようなボーカル。スネアのトーンも暗い。伸ばされる9thにはこの作品全体の煮え切らない温度感がよく表れている。
総合:陰気で薄暗いブルースジャズ(ロック?)。ドラム、ベース、バリトンサックスで構成されたバックバンドにセクシーな歌が乗っかる。一曲一曲が短く、似たようなソングライティングが目立っている。90年代にしては古い感じもする。
お気に入り:③⑤⑦⑬
今日はここいらで、おやすみなさい。