音楽を食べていくよ!

音楽以外も食べていくよ。

湯冷めが寒いぞ!【今日の吸収 #160】

おはようございます。

  • 💿スピッツ - 名前をつけてやる (1991)
  • 💿Lamb of God - Ashes of the Wake (2004)
  • 💿Esoteric - Subconscious Dissolution Into the Continuum (2004) 👀

図書館で『スピッツ論』を借りてきました。SoundQuest(吉松氏)が携わっているということもあり以前から気になってたので。ただスピッツはそこまで詳しくないので読む前に何枚か復習しておこう、と思いひさびさに2ndを聴きました。安心感のあるボーカルとカッコいいバンドサウンド。思ったよりベース強い!あと歌詞の響きが良い。下ネタの入れ方も絶妙。詩的で上品ですね。

『胸に咲いた黄色い花』、Pixies『Here Comes Your Man』のオマージュぽいという気づきがありました。

 

※10/10:訂正!『スピッツ論』を読んでたらXTC『Mayor of Simpleton』のオマージュだと書いてありました。何より本人が公言していたそうですしこっちの方が全然似てます。

 

 

- - - - - キ リ ト リ - - - - -

 

今日の「1日1ラ」は、00s・916位・Esoteric『Subconscious Dissolution Into the Continuum』!乱数生成とはいえメタルが多すぎる。

①地を這う煙のようなギターサウンドが空間を支配する。幻想的でサイケデリックでもある。そして特筆すべきテンポの遅さ。遅すぎる。遅いだけでもう怖い。しかしドラムは安易に間を埋めず、最低限の音しか鳴らしていない。ボーカルは悪魔的な下水道ボイス。エクストリームなドゥームメタル。ずっとどんよりしている。音程も全然動かない。明るさゼロ。10分経過したところでさらにテンポダウン!沈みに沈んでどん底の暗さ。引き上げてくれー!テンポが元に戻ったのちずっしりヘドバンパートが待ち受けている。狂気溢れる叫び声も素晴らしい。15分もあったのにすんなり聴けた自分に驚いたんだよね。②標準的なスローテンポ(つまりさっきより全然速い)、祝福するストリングス、そして光り輝くハーモニー。太陽だ!だが希望は束の間、じわじわと闇が侵食してくる。2度のギアチェンジを越え、最後は極端に遅くなる。③明るくはないが比較的カラフルな暗さがある。意識が遠のいていく。一番ドラムが激しい。④耳鳴りにも似たドローンサウンドに取り囲まれ、邪悪な電磁パルスがズシーンと空気を揺らし続ける。アンビエントだが最後まで不安になる。

総合:魂を抜きにくるデス・ドゥームメタル。偏執的なスローテンポが恐怖を誘う。ハーモニーの差し込み具合やテンポの変化が秀逸で意外と聴き飽きない。

お気に入り:②

今日はここいらで、おやすみなさい。