音楽を食べていくよ!

音楽以外も食べていくよ。

ナウヤンゾウは今日も体重を量るよ

 

おはようございます。

 

9時起床、早起き失敗。つぶあんツイスト。

 

近ごろ異国の音楽、特に非西洋のものを意識的に聴くようにしている。去年から一年弱、世界最大の?音楽アーカイブ/評価サイトであるRate Your Musicでリスニングログを記録してきたが、ふと自分のプロフィールに表示されているMusic Mapを見て思った。

西洋に偏りすぎ!!!

 

2024/02/12時点のマイMusic Map

 

昨今の日本において非西洋の音楽に触れる機会というのは非常に少ない。韓国はまだしも、南アメリカやアフリカなどのものについては意識的に探そうとしない限り全くと言って良いほど情報が入ってこない。当然だが、西洋に強く影響を受けているからだ(そもそも「非西洋」という言い回し自体が西洋ありきのものだ)。インターネットが発達しここまでグローバル化したとはいえ、依然として西洋主義なことに変わりはないらしい。よくわからん。ここら辺についても勉強したいな。

 

非西洋の曲が全く流行っていないというと嘘になる。例えば、新しいものだと『RRR』でインドから《Naatu Naatu》、「猫ミーム」でチリから《Dubidubidu》など。少ないもののヒット曲はある。私は今やそれだけ*1で満足できる身体ではない。

 

西洋音楽に飽きたとまでは言わないが、もう少し世界の広さを知りたい。ホーミー、ピグミー、ガムランチベット声明、カルナータカ音楽。これまでに聴いてきた土着の民族音楽は面白いものばかりだった。じゃあその国のポップスはどうなっているんだろうか。インディーシーンは?ジャズは?メタルは?ヒップホップは?そしてその最先端は?

 

と、気になった。自分が以前から持っていた「広く浅く」のモットーをもっと押し広げるため、今日もグッド・ディギング・デイを過ごした。「広く浅く」新譜をホリホリしている。

 

最近聴いて良かったのは、南アフリカとスイスのメンバーからなるジャズ・クインテットSkyjack。新譜『Light Cycle』では、南アフリカのジャズ(ケープ・ジャズ)や民族音楽の影響が垣間見える。小難しいものではないのでリラックスできるのも良い。クーズーという動物の角笛「クーズーホーン」の演奏も聴ける!

 

 

あとはアルゼンチンのトップアーティスト・Luck RaSpotifyの月間リスナー数は900万人で、少なくともその半分は南アメリカから来ている。ポップでありながら大胆でグルーヴィなノリをかましている《Quiero Creer》が面白かった。ラテン系でこの感じは初めて聴いたので。

(2024/02/15追記:クンビア・ポップというジャンルらしい)

 

 

あとアフリカからアマピアノ。アマピアノの存在自体は日本のDJ・audiot909が国内シーンに先立って作った『JAPANESE AMAPIANO』で知った。しかし本場のグルーヴは流石に凄い。DBN Gogo『Click Bait』、audiot909氏も推している通り*2イケイケだった。

 

 

今挙げた音楽はどれも面白い。でもまだまだ、自分の心の臓を貫くような、これぞという音楽には出会えていない。何も新譜ばかりを追う必要は無いのだが、時代をいち早く知りたいという欲求が増え始めた。今は今しかないので(?)。最先端なら何でも。じゃあTikTok始めるか。やめよっか。始めよう。もっとナウにヤングに生きるゾウ。

 

今日はここいらで、おやすみなさい。

 

*1:私はどちらかというと流行りに追いつけていない方の人間なので、「それだけ」を吸収しきれていない可能性は大いにある

*2:https://x.com/lowtech808/status/1755952438820184168