音楽を食べていくよ!

音楽以外も食べていくよ。

ハードルを下げることについて考えるぞ!

おはようございます。

12時起き、早起き失敗。朝昼兼用でカップラーメン。

スマホの調子が悪くなったので本体更新をした。パソコンと違って何の通知も来ないので、買って以来一切更新をしてこなかった私のスマホくん。タスクが溜まっていて数回インストールと再起動を繰り返し、やっとAndroid 11(機種対応の上限)になった。心なしか画面の動きが滑らかになった気がする。直ったのかどうかは分からないけどまああいいや。

今日は原宿(オモコロ)と虫眼鏡(東海オンエア)の対談動画を観た。虫眼鏡側のコンテンツ『虫もコロさないラジオ』で一度共演している2人。今回は対面で話している姿が観られてとても嬉しい。オモコロも東海オンエアも大好きなので倍嬉しい。ふだんおちゃらけている人たちの真面目な話が聞けてさらに倍嬉しい。

2人は本の紹介を織り交ぜつつ全3回の中で「暇」「仕事」「子育て」について語っている。登場した書籍は《暇と退屈の倫理学》《ストーナー》《ダメな自分を救う本》。どれも読んだことが無いが《暇と退屈の倫理学》はよく名前を聞くので気になっている。

しかし今自分が置かれている状況は暇とは違うので、無職時代の原宿さんが涙ながらに読んだという《ダメな自分を救う本》に惹きつけられてもいる。

その本には「少しずつできることの範囲を広げていこう(要約)」という主張があるらしく、これは実際私が常々考えていることでもある。昨日書いたことにも繋がるが、私は適応障害になってから「当たり前」の凄さに気づいた。ほとんどの人がこなす、毎日朝早く起きて学校や会社に行くという「普通」の生活がどれだけ難しいか。

周りと比べているとかなりの劣等感を抱え込んでしまうので、相対的に設定された常識はさておき、自分なりに越えられる範囲のハードルをちびちび設定していけばいい。原宿さんが言うように、初めは極端な話でもなんでもなく本当に靴を揃えるくらいで。喉押さえマンがいるなら私は靴揃えマンだ、というような自信が大切だ。

そんなことをしながら自己肯定感をある程度まで回復させた後は、外界と接触を図るフェーズに向かうと良いらしい。高校の現代文で知った環世界というワードが出てきて驚いたが、他人の環世界に不法侵入しまくると。私は一人旅に行けるくらいにはなったのでこのフェーズには片足くらい突っ込んでいると思う。そろそろ両足の時期。

(ちなみにここで語られている原宿さんの持論は過去にオモコロチャンネルの人生相談動画で「ハイパーピンボール理論」として紹介されている。ふざけているようで真剣なのでぜひ。)

虫眼鏡さんが最後に言った「周りの人を褒めてあげてほしい」というメッセージは他者を優先したアプローチということで一見これまでの内容からは離れているように思えるが、靴揃えマンの「ハードルを下げる」という行為にも通ずるところがある。些細なことでも褒め合って地道に相補的な関係を築いていくことは人間関係においてとても重要だ。私はまだこのフェーズまで遠いところにいるが、とりあえず心に留めておきたい。

総じて感じたのは、もっと純粋に生きても良いということ。虫眼鏡さんの言葉を借りるなら「フィルターを外し」、チリツモの精神で「つまらんもの」を出していく。

ということで、このブログではこれからも「つまらんもの」を堂々と出していきます。よろしくお願いします。

 

今日はここいらで、おやすみなさい。