おはようございます。
- 💿スピッツ - スピッツ (1991)
- 💿スピッツ - 醒めない (2016)
- 💿スピッツ - 見っけ (2019)
- 💿Prince and The Revolution - Purple Rain (1984)
- 💿3776 - 歳時記 (2019) 👀
- 💿Herbert von Karajan - 9 Symphonien (1963) 第七、第八
- 💿billy woods & Kenny Segal - Hiding Places (2019) 👀
3776『歳時記』、あまりの衝撃により書きなぐった感想も長くなった(1000文字を超えた)ため、単独記事のほうに移すことにしました。サブスクに無かった+通して聴くべきアルバムだったので、XTC『Apple Venus Volume 1』と並んで今自分が欲しい一枚にもなりました。
あと、今日でスピッツ全アルバム完走しました。個人的TOP3は…
1.ハヤブサ 2.名前をつけてやる 3.ハチミツ
です。
- - - - - キ リ ト リ - - - - -
今日の「1日1ラ」は、10s・73位・billy woods & Kenny Segal『Hiding Places』!EXPLICITマークが見えるのでHipHopでしょう。
①ピッチがうねって酔っぱらったフレットベース。ゆったりめのビート。ルーズに乗せる。子音を力強く発音するパンチのあるラップ。billy woodsがラッパーの名前らしい。歌詞はシリアスっぽいが追いつけないので今回は読まない。②ハッキリとしたエレキドラムが鳴り始める。③声のサンプルのミスマッチ感が不気味。再び現れるベース、ホラーなシンセ、引き延ばされたシンバルの上で感情を込めてラップ。④スロー。壊れかけのアナログレコード。初期サイケロックみたいな毒々しいギターがびよーんと横たわる。⑤ピアノのイントロから、安心感のあるビート。ハイハットの刻みも入り明るい。短く切る感じのベースも良い。⑥Lo-Fiでかなりぼやけたビート。ノイズも良い。一旦静寂が訪れてからのシンセベース、女性ボーカルのHookでクールダウン。⑦低速再生されたボイスサンプルが怖い。かなりグルーヴィー。⑧ファンキーな演奏の切り貼り+スクラッチで作られたビート。最初のバース、ラップのテンションが低いなと思ってたら普通に別人だった。2バース目で安定したビートに。⑨ロックなサンプル。こちらもグルーヴィー。また新しいラッパーだ。渋めの声でクールにラップしている。後半はビートを無視してずっとしゃべっている。⑪ヘヴィなビートにシネマティックな低音ブラスがさらに重々しくのしかかる。ねっとりしたドラムサンプルも良い。⑫独特な反響音。落ち着いたビートではあるが、今までで一番感情が乗っていた気がした。
ほとんど分かんなかったので、リリックをざっと調べてみました。全体的にパーソナルで内省的な雰囲気があり、加えて反戦メッセージも含まれているように思えました。例えば①Hookで出てくる「Tora Bora」は、アフガン侵攻で戦地となった山岳地帯・トラボラを指している。④タイトル「spider hole」は蛸壺壕のこと。⑤「houthi」はイスラム教シーア派の過激組織・フーシ派のこと。またbilly woodsはNY出身、ということからもその意図が分かります。
総合:ファットな音韻がノスタルジックで憂鬱なLo-Fiなビートに大きく跨る。リリックは知らない単語・固有名詞が多かったためよく分からなかったが、音は良い。
お気に入り:⑤⑦⑪
今日はここいらで、おやすみなさい。