おはようございます。
- 💿Brian Eno - Apollo (1983)
- 💿Tool - 10,000 Days (2006)
- 💿Captain Beefheart - Lick My Decals Off, Baby (1970) 👀
今日の「1日1ラ」は、70s・619位・Captain Beefheart & The Magic Band『Lick My Decals Off, Baby』!出ました牛心隊長。サブスクに出たり消えたりしていることでお馴染みの魔作『Trout Mask Replica』の印象が強すぎる方ですが、このアルバムはどうなんでしょうか。
①スライドギターの軽やかなリフ。隊長の"濃い”ボーカルが入ると空気が一変し『Trout Mask Replica』でもみられたようなサウンドに。でもまだ聴きやすい…ような。②7拍子→6拍子?分かりやすいグリッド線、額縁は無い。各楽器が不測の秩序の下で暴れまわる。隊長のボーカルはとんでもなく個性的であるが故、かろうじてカオスな演奏をまとめられている。乗り方を見つけるのが難しい。ドラゴン。③分かりやすいイントロ。ロック調ではあるが、メリハリがつかないままふわふわと進んでいく。印象派。④アコギを独特なリズムで爪弾く。キャッチーな拍子表現からの脱却。⑤ブルージーでカッコいいと思う。マリンバが入ってきてからは割と好き。「さあ、お前はどう乗る?」と試されている。アウトロも好き。⑥1曲通して4拍子で乗れた!3連符になるところ好き。⑦インスト。サックス、ギター、ベースはもはや空気。存在感が無いという意味ではなく、当然のようにその場に存在しているという意味での空気。ドラムの暴れっぷりを堪能した。⑧かなりムズイが、比較的キャッチーなサビがある。⑨綺麗にまとまっているパートがちらほらあるが、ほとんどがカオスな演奏の応酬。⑩4曲目と同様アコギのインタールード。音も尖っている。⑪ブギウギなのかどうかはともかく、他の曲に比べてかなり落ち着いていてまとまりがある。ハーモニーはブルース基盤、リズムに関しても分かりやすい4拍子。⑫再びヘンテコに戻る。ポップ。⑬トコトコドラムが特徴的。反復的でリズムが統一されている箇所が多く聴きやすい部類。⑭千鳥足のフレーズはまさにBeefheart節。これもポップ。⑮左からは野生サックスの群れが、右からはフラついたバンド演奏が聴こえてくる。伴奏無しのシュールなマリンバソロからのプオオオ~↑↑でお腹いっぱいになった。
お気に入り:②⑤⑦
今日はここいらで、おやすみなさい。