おはようございます。
- 💿Tool - Fear Inoculum (2019)
- 💿Yo La Tengo - I Can Hear the Heart Beating as One (1997) 👀
ぺろぺろ。ぴよんー（犬）
今日の「1日1ラ」は、90s・84位・Yo La Tengo『I Can Hear the Heart Beating as One』！聴いたことのある名前です。
①丸っこい2本のクリーンギターが響く。シンプルでまっすぐなイントロ。②最初はリズム隊。渋いベースリフ！弦の揺れを感じる硬くて良い音。ギターはドローン的で、列車が風を切って横切っているよう。そして優しいボーカルに癒される。中盤で近めの距離にピアノが登場し、駆け上がる短いフレーズを軽く繰り返す。③ハイテンポなドラムリフ。音は歪みを増し、シューゲイザー・ノイズロックに。ベースの高音ダブルストップや感情のままに暴れるギターソロなど、カッコいい要素がたくさん。それでもボーカルのテンションは先ほどの曲と変わらずユルめである。④輪郭のないノイズに包まれている中、淡々としたベースが顔を出す。籠り気味のドラムも入ってきてシャッフルリズムが提示される。アコギは朗らかなメロディを奏でるも、全体的にどこか寂しい雰囲気がある。⑤幻想的なノイズで隙間を塗られた音の壁がだんだんと近づいてくる。ボーカルが楽器に溶け込んでいたり、ベースが高音寄りだったりするのでハッキリしない音像を楽しめる。ふわふわしている。⑥弾き語り風の曲。ドミナントマイナーきたー。切なさ倍増。一瞬挟まるトランペットは夕暮れ。女性ボーカルが映える。⑦今までの曲にあったノイズや強めのエコーは無く、シンプルな弾き語り曲になっている。テンポもやや速めで軽快。ギターソロで歪んだギターが登場するが、まだ秩序のある音使い。最後のサビでは遠くでウッドブロック？が可愛く鳴っている。⑧パーカッションが目立つバラード曲。オルガンがコードを奏でる。ベースは若干ファズが効いていて、今度はちゃんと低音を弾いてくれている(後半ではまた高音にいってしまうが)。ちょっとくすぐったい。⑨ロックな激しめの曲が戻ってきた。直線的な演奏、飽和したギターの感じ、気だるげに吐き捨てるようなボーカル、そしてロックンロールを下地にした曲調など…随所にThe Velvet Undergroundを感じる。⑩音数少なめ、セクシーなスライドギター主体のインスト。ただでさえ安心感のある優しい演奏なのに、左右からは鈴虫の鳴き声まで聴こえてくるので睡眠導入として完璧でもある。⑪1曲目のようなカントリー風？で陽気なナンバー。低音で囁くように歌うボーカル…これもLou Reedぽいなあと思ったり。⑫ふわふわ白昼夢ナンバー。ひさびさのエコーが心地よい。⑬ドラムマシーン！？しかもリズムからハーモニーまでボサノヴァ。ここでボサノヴァは憎い！⑭長尺曲。ミニマルノイズミュージック。あまり好みではない単調さ。⑮先ほどの余韻が耳鳴りのように残ったままシームレスに始まる。ゆったり。暴れギターもいるよ。⑯1,11曲目のようなシンプルなナンバー。童謡っぽくて良い。
お気に入り：②③⑦⑨⑩⑬⑯
今日はここいらで、おやすみなさい。
