音楽を食べていくよ!

音楽以外も食べていくよ。

【大馬鹿】スピーカーから音を出すだけで幸せに!【前世は虫】

 

おはようございます。

 

8時起床、早起き成功。やわらかパン。

 

怪しいタイトルを付けたが、決してスピリチュアルを啓蒙するわけでもなく、何かを売りつけようとしているわけでもないのでご安心を。これからするのは、ただ単に私が「スピーカーから音を出して幸せになった」というだけの話だ。

 

 

私は普段ヘッドホンかイヤホンで音楽を聴いている。周りの迷惑にならないし、音楽に没入できるから。Amazonで雑に選んだ安価なものだけれど、品質にはそれなりに満足している。ちなみにどちらも密閉型を選んでいる。参考程度に下に私が使っている製品を貼っておく(アフェリエイトではない)。

 

 

しかし、最近はスピーカーで音楽を聴くようにしようかな、と思うタイミングが度々ある。そのタイミングとは、耳鳴りに遭遇するときだ。

 

初めてヤバめの耳鳴りを経験したのは高校2年のころ。高校1年で軽音楽部に入部した私は、暇さえあればイヤホンでロック~メタル中心の音楽を摂取しまくっていた。身体への影響を一切考慮しない大きめの音量で鼓膜を刺激し続けるというその不健康な聴き方が災いして、一年後に耳が定期的に「ピー」と悲鳴を上げるようになってしまった。

 

そのころは適応障害で精神がぐちゃぐちゃになっていたこともあり、てっきり耳鳴りもストレスのせいだろうと思っていた。なお保健室の先生には普通に「イヤホンで音楽を聴くなら誰かの呼びかけに反応できる程度には音量を下げておいた方が良い」と言われた。「ヘッドホン難聴」の存在も親切に教えてくださった。

 

しかし私は既に音楽の快楽を覚えてしまっていたので、少しは音量を気にするようにはなったものの以前と大差なく身体に悪影響なミュージック・ライフを送っていた。

 

そうして迎えた高3。かなり耳鳴りが酷くなった。1日に1,2回は「ピー」と泣き出す。たまに鼓膜が揺れる感じがある。流石にヤバい!と感じ、ようやく「ヘッドホン難聴」への道を着実に辿っていることに気づいた。ストップ・ザ・ミュージックには至らなかったがそもそもの聴く頻度を下げた。聴くときは音量も下げ、そして適度に短い休憩を挟むことにした。

 

半年後には無事症状が治まった。

 

また2年飛んで、現在。以前はスマホ&イヤホンの組み合わせがパソコン&ヘッドホンに変わり、多少耳への刺激は少なくなっただろうと胡坐をかいて音楽を聴きまくった去年のチリツモがやってきた。

 

ここ一週間、「ピー」と叫ぶ懐かしい死神の姿が見える。ギャー!

 

恐れ慄いた私はとっさに対策を考えた。部屋を見回すと、小型ギターアンプTHR10IIがかまってほしそうに横たわっている。あれ、そういえばTHR10IIにはスピーカー機能があったんだった。じゃあちょっと試してみるか。

 

今やってるらしいコーチェラでも流してみよう。

 

コーチェラ・フェス「88rising futures」で登場した中国おばさんズ

 

 

 

 

 

 

 

HAPPYかもしれん!

 

 

 

正直88rising futuresの音響は良くなかった方ではあるのだが、それでもヘッドホン/イヤホンとは違って自然に聴こえた。空間に広がるこの感じ!!!音が空気振動だということを思い出させてくれる。そのあとMdou MoctarKhruangbinのライブをスピーカーで聴いてみたがとても楽しかった。ギターがいる!ベースがいる!ドラムがいる!みんなが目の前にいた。それでいてその素晴らしい音楽は部屋の空気に溶け込んでいる。開かれている。おお!!!

 

ヘッドホン/イヤホンとあまりに異なる感触で音楽が聴こえてくるので、もしかしたらジャンルの好みが変わってしまうかもしれない。わかんないけど。それでもって好きな曲を延々と流し続けちゃいそう。

 

しかもヘッドホン/イヤホンを付けた後の耳の息苦しさみたいなものがない!当たり前だ、つけてないんだからね。非常にストレスフリーだ。なんでずっとこれ使わなかったんだろう。THR10IIは高2のときから家にあったぞ。

 

…ふと我に返った。「でもこれじゃあ家族に迷惑かかるじゃん」と思った。では実験をば。それなりのデカさで音楽を流したまま自室のドアを跨いだ外から耳を澄ます。

 

あれ。

 

全然うるさくない!!!

 

 

 

 

HAPPYかもしれん!

 

かもしれん!

HAPPYかもしれん!

 

HAPPYだ!

 

「周りに迷惑がかかる」というのはただの思い込みだったっぽい。どうやら音が距離によって、また「壁」という遮蔽物によって減衰するということを忘れていたようだ。

 

とにかく。

 

すべて解決した。今日を持って私はHAPPYとなった。

 

そのままコーチェラに張り付きDoja Catも観た。名前だけ知っていて事前情報ほぼゼロ(有名なフィメールラッパーだというくらいしか知らん)状態で挑んだが、凄すぎて笑ってしまった。これが「本場」か!となった。

 

謎の防護服で登場したかと思いきやビッグフットを経て坊主になり、服を着てるだけで実質セックスみたいなダンスをかまし、なぜかティラノサウルスの全身骨格を引き連れてランウェイを歩き出し、そして最後は泥にまみれ足をパカパカさせフィニッシュ。やりたい放題すぎ!かなり元気を貰えた。

 

音楽自体にはあまり魅力を感じなかったけど、てっきりトラップだけかと思ってたのでブーンバップの曲が出てきたところで嬉しくなったというのがあった。それだけ。

 

まあ、総じて何が言いたいかと言うと、

 

HAPPY

 

今日はここいらで、おやすみなさい。