音楽を食べていくよ!

音楽以外も食べていくよ。

ドローン・ミュージック=魚群

 

おはようございます。

 

10時半起床、早起き失敗。六日前と同じく地震速報で目を覚ました。呑気にしていられないのに~!ハッスル。ビーハッスル。ステイハングリー。フレディーマーキュリー。渡米バークリー。布袋寅泰。吉川晃司。ふんどし。

 

君~が~全てさ♪

 

はい

 

65年に録音された古めのドローン・ミュージック《Day of Niagaraを聴いた。音源は海賊版でしか出回っておらず、どうやらインターネットではこの動画でしか聴ける場所が無いようだった。ありがたく聴かせてもらった。

 

昨今ドローンと言われて想像するのはびよーんと伸びたシンセ。デジタルな電子音楽。でも今作《Day of Niagara》はどアナログ。ヴァイオリンとヴィオラ(なんとヴェルヴェッツのJohn Caleが演奏!)を主体としたアプローチがとられている。そんな移ろう弦の倍音にボーカルが溶け込み、さらにうねる。クレジットによるとパーカッションも参加しているらしいが、存在感は皆無。8:40~からちょっと出てくるくらい?隠し味程度。

 

ひさびさに電子音楽以外のドローンを聴いた気がする。Kali Malone以来かな?

 

オリジナルのコピーなので音質が悪く歪んでいるが、全然良い。歪みマシでギャンギャンに強められた倍音脳に!綺麗なのも良いけど、こういうのもまた味がある!

 

 

しかし、おそらくこの類の音楽を楽しめない方もいらっしゃることだろう。私もついちょっと前まではそうだった。ここで少しばかり私なりの楽しみ方を紹介しよう。

 

まずは耳の中に顕微鏡を用意すること。それで、一見ぐしゃぐしゃになっている音の束に近づいてみる。拡大して一本の細い音Aを追う。次に、その細い音Aが他の音Bと交わった瞬間その他の音Bに乗り換えて、また追う。BがCと交わったらCを追う。これの繰り返し。あみだくじみたいに音を辿っていく体験ができる。楽しい!!!交わるまで乗り換えを待たずに、急に遠いところにいる音に照準を合わせるのもオツ。

 

個人的にはWii Sports Resortの遊覧飛行をやっている感覚に近いぞ。やっぱり違うわ。

 

水族館の馬鹿デカい水槽で魚群を眺める感覚に近いぞ。←こっちだ

 

あと顕微鏡のピントをぼかして細い音をちょっと太めにして楽しむのもアリ。こういうのはラーメンの麺の太さ(もしくは茹で具合?)と同じで好みの問題。もう何言ってるのか分かんないけどいいや。

 

まあともかく、色んな楽しみ方がある。たまにはドローンおすすめ。

 

今日はここいらで、おやすみなさい。