音楽を食べていくよ!

音楽以外も食べていくよ。

イブイブ【今日の吸収 #239】

おはようございます。

クリスマスイブイブです。年間まとめ記事を書き始めました。

あとドキュメンタルのシーズン13観ました!正直そこまで面白くなかったです。シーズン10以来の芸人回ではあるものの、全員がピンではなくコンビで参加するという新しい形式。といってもそこまでの新鮮味は無かったです。フットボールアワーとランジャタイくらいしか使いこなせてなかったのでは?

今回活躍していたのはまずフットボールアワー。流石のベテラン枠。後藤のおかげで救われたボケはたくさんあったと思います。コンビの掛け合いも多くて良かったです。次にニューヨーク嶋佐。かなり攻めていて爆発的なボケを多く生んでいました。あとランジャタイ。伊藤は体張ってましたw。国崎は持ち前のしつこさを存分に発揮していました。ガキ使七変化でもやってた「やっぱり明日」が見れて個人的に嬉しかったです(めちゃくちゃツボなので)。ただお面で笑い判定がガバるのは何とも言えないす。犬も出てきていいの?て思っちゃいました。それまでの溜めがちゃんと面白かっただけに。

ウエストランド井口は後藤とは違って漫才そのままにグサグサ刺しにいったツッコミが良かったです。河本の入れ墨の存在は知っていたのですが、まさかここで実物が見られるとは。予想外すぎて面白かったです。

「笑いの刺客」は全員良かったです。珠代姉さんカッコよすぎる。分かってても爆笑しちゃう迫力。ひょうろくの天然ボケは一番笑ったかも。

最初に「面白くなかった」と書きましたが、全体的に面白くなかったというよりもEXITの場違いなボケで何度も冷めたと書いた方が正しいかもしれない。EXITは漫才以外の芸風を知らなかったし意気込みも強気だったのでちょっと期待してたんですが、ことごとく鬼滑りしてました。兼近に関してはもはや怖かったです。

フットボールアワー後藤の芸人力をいつにもまして感じた回でした。

明日のM-1、諸事情によってリアタイできないのがちょっと痛い。TVerで観ときます。

 

- - - - - キ リ ト リ - - - - -

 

今日の「1日1ラ」は、10s・669位・Krallice『Years Past Matter』!一昨日に続いてタイトルがおかしいシリーズ。

ブラックメタルだー!霧のように広がったギターサウンド。意外とすぐ収斂した。ベースが埋もれていないのは結構デカい。ボーカルは激しいデスボイスだし遠いしで全然姿が分からないが、得体のしれない感じが出ていて良い。ドラマチックなハーモニーや曲構成、ありきたりなブラストビートに頼りすぎないドラムパターンが好み。後半の3連符も良い。

②高音シャウトもいける。3連符基軸になってからの推進力。ブラックな禍々しさというよりも壮麗で幻想的な音風景。8:10~でキックが残って煙たい空気が残るの好きすぎる。その後の展開も余韻漂うアウトロも良い。宇宙に繋がる心地さえするフィードバックが気持ちいい。

③テンポが落ちのっそりと歩き出す。ドラムがじわじわと音を詰めエネルギーを充填し始める。ゆるやかに開放。キック連打はまったく苦にならずむしろ柔らかい心地よさだけを与えてくれる。ボーカルはちょっとだけでほぼインスト。6:05~サーフロックにも通ずるトレモロリフ大好き。後半のアンビエントパートも良い。

④歪み抑えめのアルペジオで溜めるイントロ。ザクザクと抉るミュートと魂がこもったシャウトで熱気を上げる。噛み応え抜群のリズム。6:20~ペダルの使いどころが素晴らしい。7:38~大幅にテンポダウンしややドゥームに接近。そしてスローモーションで爆発。サウナだ!

⑤ヘヴィに濁った単音のギターがだんだんカラフルになっていく。ちょうどいい長さのインタールード。

⑥インスト。陰音階っぽいフレーズも聴こえる。とてもメロディアスだがちょっと長い、と思い始めたところで変化が訪れる。11拍子のシンプルなモチーフがやけにこびりつく。8:35~一瞬時が止まってから爆走する。緩やかに4拍子に落ち着く。もたつきながらダダダ!とスネアの応酬が来たり、静かにハーモニーを強調したり、ペンタっぽいフレーズが雑に入ったり、色々あって楽しい。14:55~バシッ!と止まってからのギターでハモっていく盛り上がり、ラストにこれはとてもありがたい(?)。祝福感に包まれたコーダ。

総合:滑らかで幻想的なアトモスフェリック・ブラックメタル。全編耳に優しいミックスで非常に心地よい。多種多様なメロディが飛び交い、とめどなく紡がれていく流動的なパターンが大きな音の渦を作り上げている。寝る前にも良い。カッコいい。

お気に入り:②⑥

今日はここいらで、おやすみなさい。