- Misery Signals『Of Malice and the Magnum Hear』
叙情系メタルコアの先駆的存在。ボーカルの中高音スクリームはちょうどエモ(スクリーモ)とメタルコアの境界線を走り、鮮やかに躍動するツイン・ギター・ワークとDjentyな単音リフも折衷的なコントラストを描く。Devin Townsend協力のもと、音響的なアプローチも外さず組み込まれている。Poison the Wellよりだいぶ好き。前身の7 Angels 7 Plaguesとは…身体性とポップネスおよび音響表現のトレードオフでトントンか。
- ブラックメタルをしっかり聴くざえもん
- Immortal『Battles in the North』
前作に比べてミックスが明瞭になったおかげでドラムのドタバタ感とギターの迫力がアップ!、至高の融解サウンドが楽しめる。ブラックメタル路線を突き詰めながら、姿を消していたデスメタルの影響も若干復活。M1はMorbid Angelの《Blasphemy》《Covenant》を彷彿させるシャッフル+シュレッド+ブラスト。M6のリフはDeath《Leprosy》のそれで、1stの《Unholy Forces of Evil》とも紐づけられる。M7はスライド+ブラストの組み合わせでグラインドっぽいニュアンスがついている。また、いくつかの楽曲でイーブン/シャッフルのぬるっとした切り替えがあり、プログレ的に対応して頭を振るか、独特のアンビエント感覚に浸るか、またその間をいくか、選ぶおもしろみもある。