ただ流れゆく気分の中で、ふと「ラヴェル聴きて!」と思った。ラヴェルは先月『展覧会の絵』を聴いたくらいで、他には《亡き王女のためのパヴァーヌ》《水の戯れ》《道化師の朝の歌》しか知らないのだが、何はともあれ気分である。曲は、この前読んだ本で紹介されていた『夜のガスパール』を選んだ。そして、Spotifyで曲名を検索するといつものように大量の録音が見つかり、やはりどれを聴いたらよいか全く見当がつかないので、ブラウザでヒットした記事からMartha Argerich(1978)とSteven Osborne(2010)に決め、初めて「聴き比べ」なるものをやってみることに。前者は温かく繊細なタッチが印象的。第一楽章が良かった。後者はモダンな音質で聴きやすいと同時に若干朴訥な感じもあった。第三楽章が良かった。それくらいだ!うっしー!🐮モー!そもそも初対面なのに「聴き比べ」とは。ある程度の構造を把握してないと無理そう。どこにもピントが合わないまま終わったのが勿体なかった。少しの収穫、第二楽章《絞首台》にはセブンスコードと強進行が並ぶジャジーな部分があって面白かった…という発見はあった。うーん、今日は音楽だけじゃなくてね、300ページの本を5日目にしてやっと読み終えられたというのもあるので、モハメド進捗アリということにしてオッキーマウス クラブハウス