音楽を食べていくよ!

音楽以外も食べていくよ。

きらきらのすたるじ!

 

おはようございます。

 

7時起床、早起き成功。トースト。

 

深夜にVampire Weekend『Only God Was Above Us』を聴いた。Vampire Weekendは名前だけ知っていたものの今回がファーストコンタクトだった。Lo-Fiに加工された遠い音の層とか細く美しいボーカルワーク、キレがありながら柔らかいアコースティックサウンドの輪郭は重なり合い、西洋のどこかにある知り得ない原風景を思い起こさせてくれる。キラキラノスタルジー

 

ちょっと前に小難しい本の影響でバッハの『平均律クラヴィーア曲集』を聴いていてそれはもうバッハの耳だったので、M4《Connect》のピアノが耳に入るや否やそのバッハぶりについ嬉しくなってしまった。そんなコテコテのハーモニーに対するミニマルに洗練されたアレンジもぐっど。軽快に飛び跳ねるドラムをちょっと置いてあとは静かに柔らかい4つ打ち、なんならリズムセクション自体を抜いたり。シンセも最低限。

全編通して一番好きな曲。

 

 

そんなクラシック…と言うかバロック・ポップな要素はもちろん、グルーヴィでループ感の強いヒップホップ的なノリもチラホラ、ノイジーに爆発するM7《Gen-X Cops》、M9《Pravda》では独特の色彩を保ちつつもDembowのビートを刻んでいたり、しっとり長尺で聴かせるM10《Hope》では4度で重ねた東洋風のペンタが出てきたりと、いろいろ面白かった。幅広いアプローチを衒わず自然に入れ込む技量。

 

想像(=元も子もない偏見)より良かったので、過去作も気になる~。

 

 

冒頭の「名前だけ知っていたものの」という流れから思い出したが、最近「マークはしているけど一回も聴いたことのないアーティスト」が増えに増えまくっている。なんでも聴けるサブスク世代?なので意外とベタなところをしっかり通ってきていないし、シンプルに聴きたい音楽が多すぎるというのもある。も~。

 

近くの引き出しにあるのに中々手が出せていないのは、Parannoul、明日の叙景、銀杏BOYZ、5lack、SPANK HAPPYR.E.M.、Residents、Peter GabrielFrank Sinatraなどなどなどなどなど。今の並びにこれといった意図はない。まあ追い追い聴こう。

 

今日はここいらで、おやすみなさい。