音楽を食べていくよ!

音楽以外も食べていくよ。

北野武映画を初めて観たよ

 

おはようございます。

 

8時起床、早起き成功。やわらかパン。

 

喉の調子はあまり変わっていない。相変わらず右の顎下腺が腫れているが、少し痛みが治まっているようないないような。体温は平熱より0.5℃高いという微妙なところ。このまま病院に通うほどでもない具合に落ち着いてくれると嬉しい。

 

アウトレイジ』『ソナチネ』を観た。

 

恥ずかしながら、私は今日までの人生で北野武監督映画を一本も観たことが無かった。その上ヤクザ映画も小学生の頃にたまたまテレビで流れていた『土竜の唄』くらいしか通っていない。あれはコメディ調でもあったので、手始めに観た『アウトレイジ』の張り詰めて冷え切った空気感はとても新鮮に思えた。

 

幸い用語やヤクザ社会の仕組みなどは『龍が如く』『キムタクが如く』の実況動画で履修済みではあったものの、シンプルにモブ含む登場人物が多くて途中でよくわからなくなってしまった。情けない。検索窓に「相関図」と打ち込んで助けてもらった。

 

まず驚いたのがたけしの口癖「バカヤロー」が映画でもバリバリ出ていたということ。なんというか、大友も「ビートたけし」の延長線上なのかな。でもやっぱり怖いけど。

 

ストーリーもまずまず。後半で呆気なくリズミカルに登場人物が死んでいきオチまで加速していく様は特に観ていて楽しかった。コメディ要素は無いが、歯医者のシーンは程良いユーモアが滲んでいて良かった。グバナン共和国大使は役柄がステレオタイプすぎて微妙に思った。

 

それで、次に観た『ソナチネ』が凄まじかった。衝撃的な作品だった。何と形容すればいいのか。無邪気で躁鬱的なテンションを孕んでいて、銃撃ちすぎのピストル映画であって、台詞は最低限かつ画で持たせる寡黙にして雄弁な作品であって。なおかつ久石譲の音楽も良い。ひゃ~

 

私のちゃちな脳みそでは抱えきれない複雑な情報が押し寄せてきた。スタッフロールが流れ始めた時点でオーバーヒートである。もちろん凄さは感じ取れる。多分もう二、三回観ても分からない…というか考えを整理して言語化することができないと思う。

 

こういう時はネットで自分の感覚と近い考察を探してモヤモヤを解消することにする。とにかく、ヤバい映画だった。

 

今日はここいらで、おやすみなさい。