音楽を食べていくよ!

音楽以外も食べていくよ。

コタツで爽を食べるわんよ!

 

7時起床、早起き成功。いちごジャム。

 

舐達麻BADHOP(YZERR)ビーフを見て、スタンスの違う意思表明を食らっている最中…ふと頭に文化盗用という単語が浮かんできた。彼らが文化盗用だとかそういう話ではない。俯瞰している状態である。過去に色々調べたものの腑に落ちず、頭の片隅にぼんやり放置していた概念がふと近寄ってきたのだ。

 

文化盗用とは簡潔に言うと「搾取的な形で行われる文化の模倣行為」*1を指すが、今日日その線引きや「被害者」の範疇は非常に曖昧だ。キャンセル・カルチャーが跋扈するこの世の中で、かつ日々芸術に触れている身としては、いっそう咀嚼するべき概念だと思いつつ…わけもわからず丸呑みしている自分がいる。

 

上述した通り、過去に色々リサーチはしてきた。しかしこれまでに読んだネット記事はどれも「文化盗用の是非」を書いたものばかりで、「文化盗用の定義そのもの」に対して論じたものは少なかったように思えた。私は長らく後者が気になっていた。

 

そうやって考えを巡らせていると、冷えて乾燥していることもあってか、その小さな疑問が発火してしまった。そのままハテナマークで頭がパンパンになった。こういうことはまれに起こるが、私はハテナマークを時間経過で消滅させられるタイプの人間ではない。「答え」を与えない限り、ハテナマークは居座り続ける。

 

ということで、早速『「傷つきました」戦争 - 超過敏世代のデスロード』(カロリーヌ・フレスト著)という文化盗用関連の本を図書館で借り、読み始めた。自分が気になっていた部分について掘り下げているっぽいので、まさにぴったんこカンカンだ。堀茂樹さんの和訳も読みやすいし。明日明後日あたりには脳がスッキリするかな。

 

…最後にイタリアのSSW・Sara Parigiのファーストアルバム『Stanza』をオススメして布団に入ることにする。日本では全く話題になっていないけど、個人的にはThe Smileの新譜より全然面白かった。世界は広い。青天井。

 

 

今日はここいらで、おやすみなさい。