7時起きからの二度寝、12時起きで実質早起き失敗。
どうしてか、久しぶりに「何もしたくない」と思った。別に嫌なことがあったわけでもない（二度寝はたまにするし）。エンジンをかけられないまま、清々しいほどに不毛な一日を過ごしてしまった。ブログに記事を投稿する、という唯一の習慣が辛うじて私を完全な無産に陥れまいと助けてくれている現状だ。ありがとう習慣。
極度の出不精である私は、ひと月に片手で数えられる程度しか外出しない。大半は家でブルーライトを浴び浴びしている。しかし家にいるからといって常にダラついているわけでもない。自分なりにメリハリのある生活をしているつもりだ。
基本的にヘッドフォンを付けてパソコンの前に座っていることが多いが、ずっとそのままでは体に悪い。2時間おきくらいに家事か何かしらをして立ち上がり、耳を休ませるようにしている。
他には特に何もしていない。
…じゃあ、そこまでメリハリあらへんやないか～い！👆👆👆
ということで、
今の私に必要なものは、散歩だ。
散歩は、軽い運動だ。私は程度の大小に拘わらず運動を毛嫌いしている。これまでの人生で幾度となく運動に苦しめられてきたからだ。学生時代の私を呪った類の運動、俗にいう「体育」と呼ばれるものに起因している。
まあとにかく体育は嫌だった。持久走は必ずビリになり、体力テストでは文字通り最下位を取る。バスケやサッカーなど団体戦ではモブNPCとして役割を全うしていた。当方は痩せても太ってもいない普通体重だが、決して手を抜いていたわけではなく常に全力で参加していた。単に運動音痴なだけである。
あまりの落ちこぼれ具合に開き直ることしか打開策は無かったものの、周りと比較してしまう性質もあって劣等感を拭い切ることはできなかった。このような思考は高校のころ顕著になり、布団を重くした。体育の呪いは数年分積み重なってしまい、自己嫌悪に大量の餌を与えてしまったらしい。
学校というコミュニティから解き放たれた今でもその嫌な思い出（というより漠然とした印象）が後を引いている、ということ。
自己嫌悪くんは中々粘り強くて、脳内にいやらしいフィルターをかけているのだ。純粋に「運動しよう」と思うと一度ストップをかけてきてしまう。ではどうするか。先日のように「動物園に行く」という名目でフィルターをすり抜けたり、気を強く持ってフィルターを乗り越えたり、最近はそういった方法で運動まで辿り着いている。
行動より先に考えてしまうタイプなので、こういったことが起きるんだと思う。でも最近は他人と比較することもなくなってきたし、自己嫌悪くんも全盛期よりは衰弱してきているし、運動へのハードルは低くなってきている。
とにかく、私がしたいのは運動ではなく散歩だ。
今日はここいらで、おやすみなさい。
