文章を書くのって難しい！
昨日、私が愛するヘヴィ・メタルバンドのMeshuggahを分析しつつ全力でプレゼンする連載（？）の「Meshuggahへの愛をぶちまける」が第四回に到達したが、目的地を設定せずノープランで突っ走った弊害でついに迷子になってしまった。
まずは簡潔にまとめるべきだったのかもしれない。今まで特集記事のようなものは一切書いてきていなかった。助走も無しにいきなり連載形式から始めてしまったために構成がよく分からずズッコケたのだ。そういう自覚はしっかりある。じゃあどうして高い山を登ってしまったのか、それは計画性が無いからだ。クーッ！（ダメージを食らう）
私には少し完璧主義なところがある。取捨選択が苦手で、物事の優先順位を考えることが難しい。外食に行ったら他の人の倍メニューを睨んでしまうし、小学校の教科書は未だ捨てずに取ってある。
むかし自由研究か何かで「自作の4コマ漫画が付いたことわざ辞典」のようなものを作った際には、睡眠時間を潰してでも既存の辞典にあるすべてのことわざを書き写していた。楽しさは皆無、生理的な苦しさを取り除くための行動だった。
完璧主義だと、計画を立てるにしても抜け目がないものを求めてしまう。私はその完璧な理想に追いつく脳を持っていないので、結局のところその「計画」は今に至るまで立てられたことがない。
とかいろいろ。
2～3日間、そういった類の考え事をした。
Meshuggahはとんでもなく好きだ。頭の中やノートには間違いなく大量の情報が詰まっている。ただ、不特定多数の他人に良さを伝えよう！となるとどこからどこまで話すべきか決められない。Meshuggahの魅力はとても深く（だからこそ私はハマり続けているわけだが）、「なにが」「どうして」凄いかを完璧に説明するには山ほどの用語や定義を丁寧に捌く必要がある。
江戸時代の人間にスマホの操作方法を教えるとして、どこから話せばいいのか…みたいな。「だいたい分かった」じゃ分からない良さがあるからそこまで知ってほしい！というのが現在の私の身勝手な思いである。
ずっと不器用な自分にヤキモキしている。
データがある程度揃っていて、自分自身の理解度にも自信がある。無論ここで終わるわけにはいかない。でも、すぐに第五回を書ける状態ではない。このまま悪性の完璧主義に憑りつかれて生きるのは御免なので、なんとか脱してみようと思う。もっと肩の力を抜きたい！妥協だ妥協！妥協オ！
これからの大まかな流れとしては「音楽と関係ない行為を増やす」→「さっぱりする」→「さっぱりした脳ミソでMeshuggahについて最考する」→ etc. てな感じでいく。計画性が無い人が立てた計画なので身の丈に合ったものなのかは分からないが。この計画が完璧かどうか、とかは考えすぎるとよくないのでやめておく。
張り切りすぎず、脱力することを念頭に置いて。なんだか最近変な決意表明が多い気がするけれど、とりあえず観葉植物を見るような温かい目で見守っていてほしい。
やっぱり文章を書くというよりも他人に教えることの難しさなのかも。
今日はここいらで、おやすみなさい。
