なるたけ遠くに逃避計画

THE ULTIMATE ESCAPE PLAN

不毛なスネ毛と聴く音楽

 

今更、スネ毛の濃さに驚いている。あれ?つい数か月前までそんな密度なかったのに。最近買った豆苗、一度ちょん切ってから水に浸して再生栽培中の豆苗を思い出すスピード感だ。そういう時期なのかな?発見したのは、風呂で体を洗っていたとき。なぜかやたらと足元だけ暗かったので、目を凝らしたら毛がいっぱいあったと。角度を付けて覗くと邪悪なオーラを薄く纏っているように見えて、ちょっとカッコいいかも。RPGのストーリー後半で手に入る、スピードUP防御力DOWNの強力闇属性アイテムを装備しているときってこんな感じなのかな。違うです。やっぱりよく考えるとカッコよくないし、普通に不毛。毛だけに。うるさえ。ジャンボジェット。

 

それと、自動車教習所の検定に向けて勉強をしている。うまくいけば全部一発パス達成、そのまま気分よく晴れて卒業となる。まだ本免学科試験があるからフィニッシュというわけにはいかないが、まずは!

 

 

今日のおすすめ音楽!

 

 

Lantern Parade『あなたが思い出すための / 記憶の中の海辺』!昨日リリースしたてのホカホカ新譜。Lantern Parade(ランタンパレード)は清水民尋氏によるソロ・プロジェクトで、2004年にデビューして以来多くの作品をリリースしてきているようだ*1。私は今回のリリースで初めて知った/聴いたが、結構好きな雰囲気だった。全19曲48分、標準的な聴きやすい長さでありながら様々なアプローチを楽しめる。

 

一曲目《薄明かりの中で》から、アンテナが。何処からかサンプリングされた安らかなフレーズがプツプツと心地よいクリックノイズを立てながらループし続ける。そこにアフロビーツを彷彿とさせるソン・クラーヴェを刻むドラムが加わり、どこか覚束ないメロディが独り呟くように歌われる。明るく陽気な印象が強いソン・クラーヴェのリズムが、淡々とした色合いにイメチェンして周りの音に溶け込んでいるのが面白い。次の《あなたが思い出すための》は穏やかなアンビエント・ナンバーだが、6/8拍子を基調にしつつも変則的なパーカッションが耳を翻弄してくる。でもリラックスできる。

 

飄々としながら温かい空気感はそのままに、その後もサンプリング・ループを駆使しながら色んな場所に飛ぶ。Daft Punkみたいにノリノリ、ドリーム・ポップの煌めき、メロウにシティ・ポップ、ジャジーにも。歌モノからポエトリーまで。そんな音だけでなく歌詞にも驚かされたり(特にM17《真実の口》の唐突な内容)、濃い。

 

基盤はヒップホップ?トリップ・ホップ?プランダー・フォニックス?それともアンビエントかな?そこら辺のジャンルの定義には疎いのでよくわかりませんが、面白かったです。おすすめです。

 

 

明日はゲスの極み乙女の新譜『ディスコの卵』が出るらしいので、ダンシング胸で待ってます。最初にプログレを教えてくれたと言っても過言ではない、とても思い入れの強いアーティストなので!