音楽を食べていくよ!

音楽以外も食べていくよ。

群馬・桐生のびじつかん

 

おはようございます。

 

8時起床、早起き成功。おかゆ

 

群馬県桐生市にワープし、大川美術館に行ってきた。緑生い茂る坂を上った後、その坂を側面に埋まったような形で建てられた本館。パッと見小さく思ったが、下に長く伸びている。(外観の写真を撮り忘れたよ)

 

その名の通り(?)、実業家の大川栄二氏が蒐集した作品の数々が展示されている美術館だ。運の良いことに「大川栄二生誕100年」を記念した特別展が行われていた!特別展は二部構成で、まずは画家との交友や影響を図示しまとめた「人脈図」を基に選出された作品がずらり。次に「異色」*1の画家6人の作品がずらり。という。

 

一番最初の展示室に入りキャプションを見たときこの目を疑った。「ジャン=フランソワ・ミレー」の名前がある。そして何のパーテーションも無い。レプリカ?いいや本物だろう。そしてルノワール、ルドン、マネ、クリンガー。ええ!?いいんすか!?貸切と言っていいほどの空き具合だったので、この機会にと舐め繰り回すように観た。

 

あのヘンリー・ムーアの彫像が狭い場所にちんまりと佇んでいたのも困惑した。

 

なんとピカソもいた。『海老と水差し』、初めて観たが確かにピカソピカソしている。タイトルを見るまで海老がGだと思っていたというのはとにかく。写真も撮ってきた。そもそもフラッシュ無しなら写真OKというのも寛大だ。

 

と、撮ってきた作品の写真を上げようと思ったが、アップロードについては何も訊いていなかったのでやめておく。気に入った作品は伊藤久三郎《猫電気A》。前置修飾を基準とした日本語のルールに則ると「電気タイプの猫」というよりも「猫を象った電気」ということなんだろう。発想も絵柄も好きだ。カワイイ!!!

 

せっかくなので、ポストカードも買うことにした。《猫電気A》は無かったが《猫電気B》があったのでそちらを。バリエーション違いを知ることができてお得な気分。

 

伊藤久三郎《猫電気B》のポストカード

 

 

あと、「しみずや」でうどんも食べてきた。ざるで二色。緑のは桑風味。どちらもコシが強。後味の違いも楽しめる。プレーンは甘く、緑は桑のややビターな香り。麺つゆもたっぷりあって有難い。雰囲気も良かった。ごちそうさまでした。

 

 

とりあえず疲れた。今日はここいらで、おやすみなさい。

 

*1:「一途に詩魂を塗り込めながら夭折するか、時流に媚びず、あくまでもその強い個性的画趣のために常に在野にあり、生存中は一般的には無名」(パンフレットから引用)