昨日は発狂してしまうほどに考え事が膨張し脳内を埋め尽くしていたが、寝て起きたら程良いサイズ感に縮こまっていた。やはり寝てリセットするのは大事。さて、今日のアウトプットはDTM。なんとなく長谷川白紙のスタイルをパクってみる。《口の花火》のようなサンバ~バトゥカーダ的アプローチで、ワイドなキックを置く感じ。問題は多層的なパーカッション。YouTubeで「samba percussion」と検索し、出てきた分かりやすい演奏動画*1*2とリズム理論の説明動画*3を見て大雑把に構造を把握。1,4拍がシンコペーションしたアップビートで2,3拍がダウンビート、重心が2拍目にあるというのは知らなかった。一応代表的なアーティストの作品としてJorge Benの1st『Samba esquema novo』も聴いたが、目標とはジャンルが違った(にしても、非常に良い作品だった。すべてをコントロール下に置いたようでいながら脱力しきった歌唱が凄すぎ、サイケデリックな質感すらある音響もGOOD)。普通にバトゥカーダ聴けばよかった。明日からね。
とりあえず出来たのがこちら。
賑やかにグルーヴするパーカッションたち。ワイドなキックにMeshuggah式ポリメーターを採用し、それに追従する形でベースと対位法的な二声ハモリのマリンバを置いている。ギターもキックに一部追従する。キメだけは全楽器揃えている。フュージョン風のコード進行はギターでいいのを見つけてエレピに弾かせており、コードチェンジのタイミングやオブリガード(?)はキックに追従している。
安めの音源で想像以上にサンバにはなった。でもな~。パーカッションの輪郭が悪い意味で一体化してる。立体的にしたつもりだったけど…音色を取捨選択しなければ。中低音のパーカッションが足りない気もするし。それ以外の音響も微妙。ハーモニーが足りない。ギターも下手なのでごまかしている。久しぶりに弾いたらCynic《Veil of Maya》の高音オルタネイト・ピッキングが出来なくなっていた。音楽の重要な1ピースである身体性を育てるためにも、着実に練習していきたい。
ここまで出来たのならちゃんと曲に発展させよう。たまたま流れてきた動画で、かのつんく♂も「どんな出来の悪い曲でも完成させたほうがいい」と言っていた。やはり。今度は重音テト使おうかな。今日作ったパートは間奏みたいな感じだから、ここからAメロが始まるように広げていけたら。