音楽を食べていくよ!

音楽以外も食べていくよ。

ティーンネイジャーの壁、接近中!

 

昨日何も考えずに「4月が終わった」と書いたけど、普通に4月は今日までありました。働かざる者の鑑、現代人の常識である曜日感覚が無い!無い!Neu!ノイノイノイ!今日は火曜日ね!おk。

 

最近、音楽を「聴く」時間が減っている。というよりも「作る」時間が増えていると言った方が正しい。崎山蒼志、諭吉佳作/men、いよわ、原口沙輔、Kanaria、Vaundy、Ado、Mr. Asyu、Bonberoなどの、私と歳が少ししか離れていない日本人アーティストたち。彼らの名前を目にするだけでも焦燥感に駆られてしまう。「くそ~、自分もそろそろ何かドデカいものを作んなきゃな」と思う。もはや焦燥感というより使命感なのかもしれない。米津玄師は18歳のころハチ名義で楽曲の投稿を始め、翌年に《結ンデ開イテ羅刹ト骸》を殿堂入りさせている。長谷川白紙は同じく19歳で話題作となった『草木萌動』をリリースしている。壁は差し迫っている。

 

このまま何も生まずしてティーンネイジャーの終わりを迎える訳にはいかない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

いまのところ、自らビートメイクをしてラップをするかボカロでなんかやるかの二択。声には自信がないうえ録音環境を整えることが困難なので最終的にはおそらく後者になると思われるが、現在はどちらにも流用できる素材を鋭意制作している。

 

ただ、自分自身が無学なこともあって、「もっと知識を蓄えるべき」とか「アウトプットはまだ早い」とかたまに思ったりする。ほんとは中庸でGO!したいけど、0か100かにしたい完璧主義の妖怪(おそらく)がアウトプットをせき止めている。なにせ今日もそいつに負けて図書館で5冊も借りてきちゃったから!面白そうすぎて。でも最近はその妖怪に対抗すべくちびちびアウトプットし始めているよ、という話でした。

 

ちゃんちゃん

 

今度こそ、4月が終わった。

 

209文字

 

二度寝をしたのち、鳥のさえずりとおじさんのえずきが奏でるハーモニーを喰らい、への字の口で9時起床、『SPEC』を観ながら朝食を鳥、 続いてFUJI||||||||||TA『MMM』を聴きながらシティ・ポップのディスクガイドを読みつつ読書メモに要点をまとめていく。その本で紹介されていた市井由理『Joyholic』 を聴き作業を継続、洗濯、風呂を洗い、米を研ぎ、そして今、何も浮かばぬ。無。遠い。こうして4月が終わった。

 

ウーロン茶を聴く

 

昨晩は0時にしっかり布団に入ったものの、若干蒸し暑かったからか久々に眠れなかった。じゃあ暇つぶしをしようと誘惑に負けてスマホポチー。YouTubeを開くと、3日前に公開された知らないバンドのアルバムがひょっこりレコメンドに現れた。

 

ラフなジャ写に目を惹かれ、それでいてセルフタイトル、長さも丁度良い。ほぼ根拠のない勘だが期待できそうだ。折角なら履歴が残るサブスクの方で聴こうとSpotifyに移動。ウーロン茶を意味するOolongという単語を検索し、目当てのものを再生してみた。

 

 

Oolong『Oolong』(2024)

 

初っ端からゴホンゴホンと咳き込む。Black Sabbathリスペクトか!?多分違うと思います。何かを話し出す男の人の声を間もなくバンド演奏が遮る。「ピロピロピロピロピロ ジャッジャーン♪」左右にジャキジャキの金属ギター、抜けの良いドラム。バンド全体でかき回し。あれ今サックスもいたよね。何だこれ!ボーカルがささくれた負のオーラを纏わせつつメロディを歌い出すなり、そのアンサンブルの体裁が徐々に見えてきた。ルーズなリズム感、たまに音を外していたりと若干アンバランスな印象はあれど、キメる部分はしっかりキメている。崩れそうで崩れない。荒削りでカッコいい。
 
 
どうやらジャンルで言うとポスト・ハードコアミッドウェスト・エモに分類されるらしい*1。これらに疎い私は彼らの音を聴いて最初にthe cabsを思い浮かべたが、あそこまでの丁寧さはない。つまり私には馴染みのない音、知らない音だった。こういうとき、頭(あったま)からつま先まで衝撃の稲妻*2が走るのは皆さんご存知の通り。すっかり目が覚めてしまった。
 
 
マスロックな変拍子が炸裂したり、ダウンピッキングでポップ・パンクな演奏を見せたり、後半ではたまに大人しくなったりと、色々展開はある。しかし、ベースがモコモコで小さすぎて相対的にギターに疲れ、基本的に音色もダイナミズムも変わらないため、途中から少し飽きてきてしまった。もしかしたら眠気が来たのかもしれないが…。別にこういうジャンルが嫌いという訳ではないです!でも面白いか面白くないかで言ったら面白かった。
 
今日もまた「世の中には知らない音が多すぎる」と切実に思った。
 
それで、起きたらダニの刺され跡が左足に一個増えていた。
 
布団を干した。
 

初めて路上教習をしたら、車になった

 

アラームの力を借りることなく6時に起床。目覚めは良かったが、かゆかった。右の太ももに二つ、首の右横に一つダニの刺され跡を発見。2024年に入って初めての虫刺されだ。めでたい。ダニだって生きてるんですからね。みんなみんな生きているんだ友達なんだ~ということで。友達といってもなるたけ早く家から出て行ってほしいタイプの。

 

生活リズムを整える活動の一環として、ドラマ『SPEC』を朝に一日一話ずつ観ることにした。一話50分弱という長さなら肩の力を抜いて観られるし、人体のエンジンをかける時間としても丁度いい。そんなことを言っておきながら三話続けて観てしまった。ゆるしてくれ!!!続きが気になっちゃった!!!明日からはちゃんと一話ごとにするからネ!!!

 

主演は加瀬亮。常にクールで、時折見せる人間味が魅力。途中で椎名桔平が出てきてアウトレイジを思い出したり、ガラケーWiiなどの小道具で時代を感じたりするなど。もうひとりの主人公を演じる戸田恵梨香は不潔キャラながら本人の可愛さが勝っていて凄い。脚本というか演出の方も面白い。シリアスとユーモアのバランス感覚…手垢の付いた稚拙な表現で、もはや言うまでもないかもしれないが。

 

どうして2024年にもなって2010年放送の『SPEC』を観るのかというのは、ちょっと前に友人の勧めで『TRICK』を観てから同じ堤幸彦作品ということで気になっていたかららだ。ドラマでいうと現在放送中の『虎に翼』『光る君へ』も評判らしいことは知っているのだが、シンプルにそういう気分ではなかった。

 

午後は自動車教習所に行き、ついに初めての路上教習を受けることになった。点検だのなんだのを済ませ、エンジンをかけ、教習所の入り口を曲がって出る。ようやく箱庭から解き放たれた。車内は狭いけどとてつもない開放感を感じる。道路を走り始めて間もなく、何の変哲もない通行人が視界に入ってくる。ここで感覚が鈍ってしまった。運転の感覚ではなく認識の感覚が。外に出て「仮免許練習中」のプレートを付けた教習車を見るたびに、ランドセルと通学帽を身につけたピッカピカの小学一年生を見るときと同じような感情を浮かべていた過去の自分。今その教習車に乗っているのは誰だ。つまりどういうことかというと、通行人に気づいた瞬間に、私は、過去の自分が見てきた小学一年生になってしまったのだ!ワオ!信じられな~い!見られる側になっちゃっちゃ。

 

もし助手席に座っていたらこんなことにはならない。ハンドルを握って車と一体化していたからだ。あのとき、すずめ番号は、車の乗客ではなく車そのものであった。

 

今はちゃんと人です。

 

操作ミスで手の甲が内出血

 

眠くてたまらん!!!!

 

なぜ今まで気づかなかったのだろう。常識的に考えて、風呂の後に書いた文章は質が低くなりやすい!人間という生物は、一度お湯に全身を浸すや否や「おやすみスイッチ」がONになってしまう。「おやすみスイッチ」が押されてからしばらく経つと、心臓から《蛍の光》が流れ出し、それを聞いたまぶたは閉店ガラガラ、そのふやけた身体はまるで磁石の如く布団に吸い寄せられてしまうのだ。意思を強く持てば抵抗出来ないことは無いのだが、どうしても「一日を終わらせる」という最優先のタスクからは逃れられなくなる。

 

私はこれまでブログの記事をほぼ「おやすみスイッチ」が押された後の時間帯に書き始めてきた。漏れなくこの文章を書いている今もそうだ。そりゃあ取るに足らない内容ばっかになるんでしょうよ!!!!!!!本当に良くない!アウトプットの質はコンディションに大きく影響されるという重要なことを忘れていた。あほ。…これまでを振り返ってみると、たまに編集していながらも自らの「速さ」を感じる瞬間があった。文章がポンポンと滞りなく流れ出てきて楽しい!みたいな。それを経験していたのは決まって風呂に入る前、だいたい夕方辺りだった気がする…。

 

別に夕方ではなくても、あ、夕方じゃなくても~♪(THE BOOM《風になりたい》のメロディで)いいが、今後はとにかく入浴前、「おやすみスイッチ」が発動する前に記事を書き始めることにする。

 

話は変わるが、ようやくみのミュージックが作った邦楽通史『にほんのうた』のディスクガイド「にほんのうた100選」を聴き終えることができた。といってもインターネットに転がっている範囲ではあるが。聴いてないのは以下。

 

 

キャロルは近くの図書館にあったので今度借りてくる。

 

間違いなく知識は増えた。ディスクガイドというものに向き合ったのは今回が初めてだった。…しかしディスクガイドにしては情報が薄すぎる気が。一応時代順に紹介されてはいるものの、短いコメントからは明確な選出理由が見えてこず、邦楽通史を名乗る本のディスクガイドとしては機能し切れていないように思える(動画では「個人的」「ディスクガイド的」と言っていたので、そういうものとして捉えることにする)。これよりあれを入れろとかそういうのは単に知識不足なので分からない。とはいえ『にほんのうた』のメインは本文なので、正直そこまで深く考える必要は無さそう。

 

あと、おとといTHE BOOM『極東サンバ』について軽く書いたとき、ブラジリアンとラテン(キューバン)を混同してしまっていた。サンバとかボサノヴァはブラジリアン。まだジャンル全然分かってない!反省!もっと勉強…というと言い方がアレだが、それぞれのルーツをしっかり理解していれば間違えることも無いと思うので、なんというか、まあいろいろ読みたい。

 

ねるねる。

 

ドアに頭を二度ぶつけた日

 

が伸びてきた。前髪が視界を遮るほどには伸びてきた。ストレートパーマをかけてみて2か月ほど経ったが、いつの間にか元のボッサボサ天然パーマに戻っていた。おかえりマイヘアー。美容師さんが言っていた通り、ストレートをかけた部分と伸びた根本との境界が馴染んで消え、自然な見た目で落ち着いている。前より髪のクセが少ないのはストレートパーマ剤の効果が残っているからなのか、風呂上がりのドライヤーを毎日欠かさず続けたからなのか。

 

次も、1,000円カットではなく美容室に行こうと思う。前回の経験を活かし、さらにマトモな受け答えができればヨシ。今度はボリュームを増やしてみたい。天然パーマにパーマをかけたら、どうなっちゃうんだ~!?そんで、髪型はウルフカットとかに(友人から勧められたので)。なんでも若いうちに色々試しておいた方が良いらしいので、そうする次第。

 

とりあえず直近の予定に散髪を追加。他にすることといえば、部屋の掃除、図書館の本の返却、賞味期限切れの飴を食べる、引き続きブログタイトルを決めるなど。

 

ブログタイトルについてはさっきも考えたが、微妙である。

 

  • OH MY ASERI!
  • わんぱく坊やの彫像
  • 粗大ごみブロス
  • 反重力フェスタ
  • じゃんけんブー
  • 山かつぎ
  • 出るフロンティア
  • ぱんつくりかけのうた
  • 独占タコさんイカ
  • 揺れるおロデお
  • 一万光年ピクニク
  • にっくきましん
  • 眠たくなる言葉
  • 伸びしろないのです
  • 大噴射お兄さんグランデ
  • おしりかじり虫の倫理観
  • ビーム派
  • 高画質日本人.png
  • プリズンブレイク

 

難しい難しい。「ちょっといいかも~」くらいならあるけども、「これだ!」と運命を感じざるを得ないスーパーな輝きは全く観測できない。もはや自分の頭から求めるようなものは出ないのだろうか?いいやそんなことは無いはずだ。可能性無限大。己を信じるべし。我が子ともいえるブログの名付けにAIは使っちゃダメだ。

 

我が子…?そうだ、人間と同じ感じで名前を付ければいいんだ。でも姓を付けるのは変だから名だけで。天皇と一緒ということで。…でもブログに性別ってないよね。じゃあ今の時代に見合うジェンダーレスな名前にしよう。それで、漢字だけで構成されてたらブログの名前としては見栄えが悪いので、なにかしらのミドルネームも付けよう。そうなるなら結局ファーストネームも無きゃ変だ。やっぱ苗字アリで。

 

ロバート・巨大・バミリ

 

これはだめだなー。フォーマットはこのまま暇なときに考えよう。

 

カリメンGETだぜ

 

どうも、マサラタウンのサトシです。修了検定と学科試験をまとめて一日でこなし、仮運転免許、縮めてカリメンをゲットだぜしてきた。

 

無事に試験を通過した今となってはとても晴れやかな気持ちだが、やはり朝はチョー緊張していた。直近で運転したのが一週間ほど前だったので、まず腕が鈍っているのではないかと昨晩から不安で眠れず(眠れたけど)。そして天候は雨。ノット運転日和。雨の中運転するのは教習所に通い始めて以来初めてとなる。これまでに身に着けてきたブレーキ感覚とのずれが生まれるかもしれないと輪をかけてガクブル。

 

そんな全身緊張人間は、緊張送迎バスに乗った。席に着くなりまずはリラックスしようと、いつも通り音楽の力を借りることにした。みのミュージック「にほんのうた100選」で選出されていた気分が明るくなりそうなアルバム、The Boom『極東サンバ』を聴いた。恥ずかしながら彼らの曲は《島唄》《風になりたい》しか知らなかった。思ったよりもコテコテなポップじゃなくて、しかも沖縄ではなく本格的なラテンの血が流れていてビックリした。アルバムは1時間超えでも、アプローチが豊かで割と飽きなかった。ちなみに一番好きな曲は《モータープール》。

 

 

教習所に到着。まずは修了検定として、数回練習してきた所内のコースを回る。運転席にはもちろん受験生、助手席に検定員、後部座席に生徒一人を乗せて走るのだが、私が運転するのは検定を受ける5人の生徒のうち5番目、最後だった。待ち時間は校内でおべんきょす。デカいタスクを早く消してえ!とモゾモゾしながら。

 

50分ほど経ち、4番目の方(以下タケシ)に順番が回ってきた。同時に私も呼ばれ、後部座席に座ることに。座るといっても、本当に何もせず座るだけなのだが、せっかくならボーっとするよりコースを改めてインプットしておこうと思った。…でも、車が動き出してからというもの、そうはいかなかった。タケシの運転が上手すぎて、『極東サンバ』を聴いて下げたはずの心理的ハードルがググンと元通りに、それどころかさらに高く跳ねあがってしまったのだ。

 

風になりた!!!!!!!!!!

 

非の打ち所がないタケシの運転はあっという間に終わり、間もなく私の順番。後部座席にはタケシが乗っている。何の変哲もない赤の他人だけど、完璧な運転を見たからか謎のオーラを放っていたように感じた。うわー!!もうどうにでもなれと、逆に落ち着いた。車はすんなりと動いた。僅かな経験で培ってきたハンドル捌きは、それなりに良かった。最初はちょっとモタついてハンドブレーキを下げ切れなくてピピピと警報が鳴って冷や汗をかいたけど、それくらい。S字カーブとクランクがノーミスで突破出来たところで自信がついてあとはブーン。すぐ終わった。

 

学科試験はもっとすぐ終わり、Hi-Standard『MAKING THE ROAD』を聴きながらバスに揺られて帰りましたとさ。めでたしめでたし。