- 工事音の喧しさに負けて三度寝してしまい、一日の長さが12時間になった。
- 一つの曲の制作を二か月ほど続けている(しかも音韻の変化はほとんどない)せいか、時間が物凄いスピードで通り過ぎていく。超大作でもなんでもなく、本来なら一週間で仕上がるレベルの薄っぺらいものなのが恥ずかしい。もはやこの試みを不毛に終わらせないために強情を張っているだけな気もしてくる。うーん
- Adrian Sherwoodの新譜にマカロニ・ウエスタンのギタートーンを採用したその名も《Spaghetti Best Western》という曲があり、ダブとの繋がりやアルバムの暗くアトモスフェリックなトーンからPortisheadを連想した。Portisheadのwikiには、ギタリストAdrian Utleyがマカロニ・ウエスタンの旗手であるEnnio Morriconeの影響を公言していることが書かれている。スパイ映画由来ではないのか。そして、80年代のゴシック・ロックにEnnio Morriconeの影響が見られるという情報も得た。ところが、17時に出たRolling Stone誌のインタビューを読んでみたところ、マカロニ・ウエスタンについて「リー・ペリーほかのレゲエ・アーティストもそれらを好んできた」と書かれている。なんと!Lee Perryに限って調べてみたら、70~71年にリリースされたThe Upsettersの作品群は西部劇仕立てになっているという。さらには、マカロニ・ウエスタンに影響を受けたレゲエ~ダブのコンピ『The Big Gundown』も見つけた。それより大幅に広範なデータベースのような記事も見つけた。どうやら、アメリカのウエスタン・ミュージックがジャマイカ音楽に与えた影響は、スカ黎明期から見られるという。線が込み入って来た。たぶん始まりはサーフ・ロックで、それがスパイ映画(ゴールデンアイ以降?)と西部劇映画の劇伴に使われながら拡散していった?リバイバルも絡まってくるな。マカロニ・ウエスタン、今後解き明かしていきたいトピックの一つになった。