- ギター練習でTOOLを軽く演奏。音作りによってピッキングの感触がだいぶ変わるという錯覚はやはり存在する。
- Tyler, the Creator『Chromakopia』、今月で初めて聴いた『Cherry Bomb』~『Call Me If You Get Lost』までのどの作品よりもしっくりきている。コンセプチュアルでシームレスな構成、歌とラップのバランス、ジャンルの折衷、キャッチーさと実験性の両立。プロダクションの質が明らかに向上してて、説得力底上げマシマシ。《St. Chroma》~《Darling, I》まで強くて好き。フィメールラッパー2人を客演に呼んだ《Sticky》は意外な毛色ではあるけど、それまでのトーンをしっかり引き継いだサウンドではあるので浮いていない。本当に浮いているのは《Balloon》だ(風船だから浮いているとかそういう訳ではない)。でも意図的。溜めのための浮き。冒頭からあざとく鳴り続ける可愛らしいシンセとDoechiiの溌剌なラップは、しんみり自分探し応援クローザーを引き立たせるアクセントになっている。今作では、こういった緩急がアルバム単位と楽曲単位の両方でうまく作用している気がΘ。
- フィメールラッパーの下品さを押し出すスタイルって名前付いてんのかなって思って調べてみたら、英Wikiにて「Raunch aesthetics」なる概念を発見した。日本語にすると「卑猥の美学」?ちゃんとしたフェミニズムの用語らしい。気になる。
- MeshuggahのJens(vo.)、アルゼンチンのKNOTFESTにて、珍しくグラサンをかけて登場。Rob Halfordスタイル、似合うけどなんかおもしろい。