音楽を食べていくよ!

音楽以外も食べていくよ。

初バレエ音楽【今日の吸収 #108】

おはようございます。

雨ザーザーですわ!
昨日聴いた音楽がLast.fmにScrobble(=履歴を記録するという意)されておらずちょっとガックリ。Last.fmはいかんせん不安定なんですが、しょーがない。無料で使わしてくれるだけありがたいです。

さて、今日の「1日1ラ」は、80s・216位・Maurice Ravel『Daphnis et Chloé』ラヴェルなのでガチクラシックです。1日1ラでクラシックを引いたのは多分初めてです。

ラヴェル印象派だということを念頭に置いて聴いていこう。宇宙に漂っているかのように壮大で浮遊感のあるオーケストレーション。コーラスも綺麗。ジャーンと視界が開けるところでオーケストラのダイナミクスに改めて感動。中盤でやっとワルツだと気づく。印象派らしく増4度も使われており調性はボカされている…とはいえボカし度は弱く聴きやすい。②ピチカートやスタッカートなどで軽やかに始まる。途中で大きく盛り上がり最後は静かに終わる。ちょっと変な感じが良い。ティンパニがじわじわ。サーカス。『剣闘士の入場』っぽさがある。④場面は変わって穏やかな日常風景…みたいな。⑤さっきよりも落ち着いた優雅な雰囲気がある。途中から演奏に激しい緩急が付き始める。⑥ちっちゃいトリルがぼそぼそと鳴っている。夜風のようで幻想的。その後に本物の風っぽい音が流れる(ウィンドマシーン?)。ひらひらとした後にトリルで終わり。⑦伴奏は無く怪しげなコーラスのみ。管楽器が鳴り始めコーラスも盛り上がり…⑧ジャン!と激しめに始まる。突撃~!たまに何かにぶつかりながらもパワフルにズンズン進む。大波に揺られる海賊船を想像した(ベタすぎる)。⑨荒々しい曲調から一転、メロディアスな管楽器がぽつん。他のパートも優しく合流する。最後はいきなり激しくなり異変が起こる。⑩自然を感じさせる弦楽器のミニマルな演奏が良い。ホールトーンのフレーズも出てくる。解決するだろっていうタメの後に毎回全然違うハーモニーが来て面白い。最後はすっきりした。⑪静かに寄り添うストリングス。フルートのソロ。高速で上下するフレーズ忙しそう。⑫アップテンポの5拍子。『熊蜂の飛行』のようなクロマチックなフレーズに合わせて盛り上がる。いいところでコーラスも加わりクライマックス!3拍子も混じらせ綺麗に終わる。

調べてみると『ダフニスとクロエ』というバレエ音楽だったようです。面白いですね!それぞれの楽器に対する理解が深められればもっと楽しく聴けそうです。あと風の音を出してたのはウィンドマシーンで合ってましたが、ラヴェルは「エオリフォン」と呼んでいるそうです。4へぇ。

お気に入り:①⑧⑩⑫

今日はここいらで、おやすみなさい。