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BABY METAL《Song 3》
噂のアントニオ猪木ソング。注目すべきはイントロである。知育ソング並みにペラペラの歌詞だが、その主題が数字であることと、単純なユニゾンを前提とした現代メタル(コア)の文法が噛み合い、ダブルトレシーロの拍構造(333322)が音楽とシンクロする形で明示されるに至っているのだ。しかもドラムはブレイクダウン的なハーフタイムを採用しているので、より長い時間感覚をもって、またいちいちそんなことを意識せずとも、感覚的にポリメーター(実質)を楽しめる仕組みになっている。ロックと密接な関係にあるダブルトレシーロを語る上で外せない楽曲になるのかもしれない。
- 論理の骨組みを作ることが出来なかったので、近しい他人のそれを引っこ抜いて観察してみようと思う。
- 三日で一冊。
- まずどこかの極端になって、次に別の極端になって、二つの極端を結んだデカい線分から景色を眺めるという方法が有効らしい。つまみ食いするよりもそっちのほうがアンテナを発達させられる。ここでもやはり、情報過多社会にどれくらい意志を保って対抗できるかがカギになる。
- バカホーン
- ヒップホップを聴きたいところだが、ハイコンテクストなので疲れる。そんなあなたにPlayboi Carti、というところなのか。
- オリジナル曲の制作、ボカコレに間に合わなかった。もともと目標ではなかったのでいいけど。新しかったはずの音は、少し前からだいぶつまらなく聴こえてきて、今現在は廃棄衝動に駆られている。果たして耐えられるか。自分を肯定するためにも、外の世界に放ち生かしておきたい。
- セブンイレブンのYouTube広告にSuno AIの音楽が使われていた。そうか。虚無を超えた虚無。今はまだ偽物の匂いを感じ取れるだけマシで、本番は見分けがつかなくなってからだ。見えないのが一番グロテスク。